浮き指のチェック方法は?症状・原因・対策を解説!

2021.12.22 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事

皆さんは浮き指でお困りではありませんか?

浮き指は研究によると男性より女性の方の発症率が高いと言われていて、日本人女性の8割に1本以上の浮き指があると報告されています。

  • では、何が原因で浮き指になってしまうのでしょうか?
  • 浮き指になったことで身体にどんな問題が起きるのか ?
  • 何を基準に浮き指と言えるのでしょうか?

今回はそんな浮き指のチェックポイントや対策法などを徹底的に解説していきます。私ももしかしてと思われる方や、浮き指でお困りの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。


小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. 浮き指とは?
  2. 浮き指のチェックポイントは?
  3. 浮き指の原因とは?
  4. 浮き指の改善方法は?
  5. まとめ

浮き指とは?

浮き指とはいったいなんなのでしょか?

浮き指は言葉の通り、足の指が浮いてしまって床に指がついていない状態のことを指します。足の指が浮いているだけなら何の問題もないと思われる方も多くいると思います。

しかし、人は本来足の指を使うことで転んだりせずに歩いたり、バランスよく姿勢を保つことが出来るのです。

これが、浮き指になってしまっていると逆に踏ん張ることが出来ずに転んだり、バランスよく姿勢を保つことが出来なくなってしまいます。このことから、浮き指のまま普段通り生活を送っていると、姿勢をはじめとする全身のバランスが崩れてしまうことになります。

浮き指のチェックポイントとは?

では、どうしたら自分が浮き指だと判断できるのでしょうか?今からそのチェックポイントを紹介します。気になる人はぜひお試しください。

まずは、自分の親指を反らしてみることです。

反らしてみて親指が90度以上反っていたら浮き指の可能性があります。

次のチェックポイントは、立った状態で行う方法です。

この方法はペアで行う必要があります。一人が立った状態で、ペアの人が相手の足の指に薄い紙を入れます。紙は何でも大丈夫なので、ハガキなどを利用してもいいですね。

浮き指でなければ立った状態から紙を足の指の下に差し込むことが出来ません。しかし、浮き指の場合であればその逆に、足の指の下に差し込むスペースがあるので浮き指だと判断ができます。

以上のチェックを行い、自分が浮き指なのかそうでないのかを確かめてみてください。

浮き指の原因とは?

先程は浮き指のチェックポイントを解説しましたが、ではなぜ浮き指になってしまうのか。その原因を解説していきます。

まずは、「靴のサイズが合っていない」という理由です。

子どもも大人も同様に、靴のサイズが合っていないことで浮き指になってしまう可能性があります。子どもの靴のサイズがすぐ大きくなることを見越して、オーバーサイズの靴を選ぶ方は多いです。しかし、オーバーサイズの靴を履くことによって浮き指になってしまうのです。サイズが大きい靴だと脱げてしまう可能性があります。靴が脱げないために足の指を浮かせないようにしてしまうことで浮き指に繋がります。

大きめの靴を購入する場合はインソールなどでサイズ調整などの工夫をしていきましょう。

次に「立ち方が悪い」です。

浮き指の人の立ち方は、重心がかかとによってしまう立ち方をしています。重心がかかとになっていると膝も後ろに引っ張られ、無意識のうちに反っているようなかたちになります。

実際に自分の立ち方が気になる方は、さきほど紹介した「浮き指のチェックポイント」をご確認ください。

3つ目に「足の指の筋力低下」です。

足の指の筋力が低下したことによって浮き指になってしまうことが多いです。

特に高齢者など運動をする機会が減っている方は、筋力が下がり歩くときに踏ん張りがきかなくなります。その結果、浮き指になることがあります。

足の指の筋力が下がらないように、普段からウォーキングなどの運動をすることを心がけましょう。


ここまで浮き指の原因について解説してきましたが、浮き指をそのままにしているとどんな症状がでるのか解説していきます。

浮き指の症状では、足の地面との接地面積が小さくなり、うまく踏ん張りが効かないためバランス異常をきたすことがあります。その結果慢性的な腰痛や肩痛が引き起こされることがあります。

そして、指が浮いている状態では踵に重心が移りやすく自然に姿勢が前かがみになり、猫背になってしまう事があります。このように浮き指を起こしてしまうと姿勢に関する症状が多く出ることが分かります。


浮き指の改善方法

では、実際に浮き指になってしまった場合どのようにしたら改善されるのでしょうか?改善法をいくつか紹介していきます。

改善方法「タオルギャザー」

まずは、浮き指の原因の一つに筋力低下がありました。それを改善する方法で「タオルギャザー」というトレーニングです。名前だけ聞いてもどんなトレーニングか想像できない方もいると思いますが、タオルを使った足の指のトレーニングになります。

タオルギャザー

やり方は、長さは何でもいいのでタオルを一枚用意します。タオルの端に足の指を置き、足の指の力だけでタオルを手繰り寄せます。これを無理のない回数・セット数で行います。このトレーニングを行っていくことによって足の指に筋力をつけることができ、浮き指の改善に繋がります。

他の改善方法について

ウォーキングの際に、普段の歩幅よりも大股で歩くことで足の指をしっかり使うことができます。これによって自然な形で足の指を使って地面を強い力で蹴り出すことができ、足の指を使う感覚が磨かれます。

足の指の感覚を磨くならば靴下を5本指のものに変えることをお勧めします。5本指の靴下に変えることで一本一本足の指を動かすことができますので、今までの靴下では得られなかった足の指の感覚を磨くことが可能です。


5本指の靴下同様に家の中では裸足で過ごすことでも、足の指の感覚を磨くことができます。裸足で過ごす理由は5本指と同じく、足の指の感覚を磨くことができるためです。スリッパや靴下を履いてしまった状態では指で踏ん張ることが出来ないので、浮き指になる可能性があります。


まとめ

このように浮き指は、日々の生活からなりやすいものになっています。大人に限ったものではないので、子どもがなってしまうこともあります。新しい靴を選ぶ際はサイズに注意をして、インソール・中敷きなども工夫をして足の指の筋力が落ちないようにしていきましょう。

もし浮き指が気になりご自身ではどうしよもない時には、小林整骨院で行っている浮き指改善のトレーニングも患者さんに合わせて行っておりますので、ぜひ1度ご相談ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com