手根管症候群の痛み改善におすすめの大阪にある整骨院7選

2019.11.27 手・腕の痛み , 重要おすすめ記事

手根管症候群とは

手根管症候群とは、手首で正中神経が圧迫されてしまう病気です。正中神経は親指のふくらみの筋肉と手の感覚を支配する神経です。正中神経は指を動かす為にある9本の腱と一緒に手首部分で手根管という狭い管を通過します。

手根管にある手根靭帯が厚くなってしまう、腱鞘炎を起こしてしまうなどから正中神経が圧迫されるのが手根管症候群の主な原因です。40代以降の女性に多いとされ、男女比は女性1:男性5の割合とされ、日常的に手を良く使う人がなりやすいといわれています。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

手根管症候群の症状

40代以降の女性に多いとされる手根管症候群にはどのような症状があるのでしょうか。

1.生活に支障が出るほど手首が痛む

手根管症候群の症状は多くの場合指に出ることが多いのですが、手首の部分にある骨と手根靭帯に囲まれた空間が正中神経で、この正中神経が手首で圧迫されることから時には生活に支障をきたしてしまうほど手首が痛む場合があります。

2.親指や中指、人差し指などに痛みやしびれが出る

手根管症候群の初期的な症状は、中指が痺れる感覚を感じることから発症することが多く、次第に隣の指に痺れが広がるのが一般的です。夜間や明け方に痛みや痺れが多発し、痛みを感じて目が覚めてしまう人も少なくありません。

3.親指のグリップ力が落ちた

手根管症候群の症状が悪化していくと、母指球筋(親指の付け根の筋肉)の筋力が低下します。痺れがさらにひどくなると母指球筋の萎縮が顕著になり、親指を開くこともできなくなってしまい、握る力も低下していきます。ボタンがかけにくい、小さなものを掴むことができないなど日常生活において非常に不便な状態になります。

手根管症候群の原因

日常生活に支障をきたしてしまうほどの手根管症候群ですが、原因として以下3点が考えられます。一つずつ解説します。

1.手首に負荷がかかる作業を繰り返す

手根管症候群は、一般的に手首に負担がかかる作業をすると起こりやすくなるといわれています。これは手首に正中神経があり、それが圧迫されて起こることが理由です。特に女性の場合には、家事や育児によって長い間手首を多く使うことから発症しやすいとされ、40代以降の女性に発症率が高くなっています。

手首を使いすぎると腱鞘炎にもなりやすくなりますが、腱鞘炎がきっかけで手根管症候群になることもあります。

2.妊娠によるむくみ

妊娠中は女性ホルモンのバランスが乱れるため、手根管内部がむくみやすくなります。手の細い神経がむくみによって圧迫されてしまうことから手根管症候群が起こります。手首の神経は圧迫に弱く平らに変形してしまうため発症しやすくなります。

3.骨折など手首の負傷

手首の骨折や打撲などケガによって手根管症候群になることもあります。骨折から手根管症候群になってしまう原因として転倒した際に手をついて手首周辺を骨折し、骨折そのものは治癒したものの、周辺部分が弱くなることで手根管症候群になってしまうというものが考えられます。

手根管症候群になると痛みが出る理由

手根管は手首部分にある骨と手根靭帯に囲まれ、9本の腱と正中神経が通過する部分です。この手根管内で、何らかの原因によって正中神経が圧迫されると痛みを生じるようになるのです。

末梢神経が圧迫されることで起こるしびれや痛みを拘約性神経障害といいます。手根管症候群のほかにも肘の関節部分で神経障害を起こす肘部管症候群、くるぶしのところで神経障害が起こる足根管症候群などもあります。

手根管症候群は薬指の左右で感覚が異なるのも特徴で、薬指の中指側の間隔にしびれなどがあるものの、小指側の感覚が正常という場合には、かなりの高い確率で手根管症候群の可能性があります。診断方法としては、ほかに手首の内側を軽く叩くと指先にビリビリっとした電気が走るような感覚があることや、手首を内側に強く曲げた状態を保持するとしびれが強くなることも重要な所見となります。

手根管症候群になると、最初のうちは中指にしびれを感じることが多く、次第に人差し指や薬指など、隣の指に症状が広がっていきます。そして、夜間や明け方に痛みやしびれ感が増し、痛みによって目が覚めてしまうようにもなるのです。

手根管症候群を改善するには

手根管症候群は、親指から薬指の半分くらいの部分に限った痺れが特徴的です。手が全体的に痺れている、感覚に違和感があることから病院を受診する方が多いのですが、問診などを行うと小指は痺れていない、感覚障害も他の指ほどではないということがほとんどです。

また、手根管症候群の特徴として夜中や明け方に痛みやしびれ感があるということもあります。

指が痺れる、手のひらに違和感がある、手首に痛みを感じるといった場合には、病院でしっかりと検査してもらうことが必要です。

手根管症候群におすすめの大阪にある整骨院7選

手根管症候群は整骨院で改善することも有効です。治療方法として多くの整骨院では身体の歪みやバランスを診て、手根管部分だけではなく身体全体から整うような施術を行います。

手根管症候群は手術を勧められることもありますが、その前に整骨院で施術してもらうのもおすすめです。手根管症候群におすすめの大阪の整骨院を7つご紹介します。

小林整骨院 本院

特徴 常時女性スタッフが在籍
キッズルーム完備
近鉄八尾駅 中央出口 徒歩10分
料金 骨格矯正・・・4,000円~
鍼灸・・・1,100円~ ほか
住所 大阪府八尾市桜ケ丘2-223-2
072-998-9630
診療時間 午前8:00~12:00/午後16:00~19:45
休診日:土曜日・水曜日午前休診、日曜、祝日

痛みを必ず取るという施術哲学を持ち患者さんから絶大な信頼を得ているのが、小林整骨院です。大阪、兵庫を中心に東海地方では浜松、豊橋などに整骨院を展開している小林整骨院グループの本院です。

手根管症候群、腱鞘炎の施術にも定評がありほかにも肩こり・むち打ちや坐骨神経痛など様々な症状に対して小林式背骨・骨盤矯正法でしっかりとした施術を行っています。小林式背骨・骨盤矯正法はオリジナルの施術方法で、1回の施術で痛みが和らいだという口コミも多数あります。

手根管症候群の場合には、長期にわたっていると初めは施術を受けても変化はあまりありませんが、継続的に施術を受けることで少しずつ良くなり始めます。

のぎ整骨院

特徴 ホームページ限定割引あり
予約制で待ち時間が少ない
地下鉄長居駅より徒歩5分
料金 腱鞘炎施術・・・6,000円~ほか
住所 大阪市住吉区長居東3-13-31
06-6695-5408
診療時間 午前9:00~13:00/午後16:00~20:00
休診日:日曜、祝日

のぎ整骨院ではオリジナル整体であるリライト整体を用いて施術を行います。他の整骨院は骨格を主として体を根本から改善するというところが多いのですが、のぎ整骨院は自律神経に着目し、自律神経の乱れによって起こる内臓や経路の機能低下、筋肉のコリなどに対し的確にアプローチしていく施術を行っていきます。

リライト整体によって、神経、筋肉、骨のバランスを整え再発防止や予防をも行っていきます。手根管症候群の原因となる腱鞘炎に悩まされ来院する方も多く、根本原因から治療していき症状の改善とともに、再発を防止していきます。

田中鍼灸整骨院

特徴 バネ指、腱鞘炎を得意とする
予約優先制
地下鉄西大橋駅(長堀鶴見緑地線) 3番出口徒歩10分
料金 骨格矯正・・・2,000円~
鍼灸・・・640円~ ほか
住所 大阪市西区南堀江3-12-26
06-7492-8230
診療時間 午前10:00~14:00/午後16:00~21:00(土曜 10:00~16:00)
休診日:木曜午前休診、日曜、祝日

手根管症候群、バネ指、腱鞘炎を活法整体やハイボルト電流、鍼を用いて施術してくれるのが田中鍼灸整骨院です。独自の施術方法であるカウンターストレインで手根管症候群、腱鞘炎、ドケルバン病に関係する筋肉を緩めていきます。

どこで治療をしても、今ひとつ効果を感じることができず改善しないという方でも楽になったと評価のある整骨院です。

みやもと鍼灸整骨院・骨格矯正LABO。

特徴 初回限定割引キャンペーン有り
日曜日も13時まで受付
大阪市営地下鉄 谷町線「都島駅」1番出口から徒歩1分
料金 全身骨格矯正・・・6,000円~
部分骨格矯正・・・3,000円~ ほか
住所 大阪市都島区都島本通3-24-1
06-6167-4230
診療時間 午前9:00~12:30/午後16:00~20:00 土曜 9:00~15:00 日曜 9:00~13:00 休診日:木曜日、祝日

みやもと鍼灸整骨院は日曜日も13時まで受付しているため寝起きに腕が痛い、痺れがひどいといった場合にも対応してくれるのがうれしいポイントです。血流が悪くなっている手の筋や腱を緩め、血流を促進し手首にかかる負担を軽くする施術を行っていきます。

また手関節の調整や手、指に負担がかからないように特殊テーピングを行い、より改善を早くします。体の歪みを整わせることで、患部だけを診る施術よりも確実かつ効率的に、根本から改善していきます。

松屋町鍼灸整骨院

特徴 1日2名限定初回割引あり
キッズルーム完備
松屋町駅から徒歩2分
料金 骨格矯正・・・5,400円~
鍼灸・・・3,000円~ ほか
住所 大阪市中央区安堂寺町2-7-5
06-4304-3103
診療時間 午前10:00~14:00/午後17:00~21:00
休診日:第2,4水曜日、日曜、祝日

松屋町鍼灸整骨院はキッズルームも完備しているため、お子様がいる方も安心して通いやすい整骨院です。お子さんを抱っこしていて手首を痛めてしまった、妊娠中に手根管症候群になったなど手根管症候群に対しても問診にしっかりと時間をかけ、状態を精密の検査し、納得の上で施術を受けることができるでしょう。

痛みがないソフトな刺激で、マッサージ感覚で受けられる施術では、あまりの気持ちよさに眠ってしまう方もいるほどです。

夜も9時まで受け付けているので、仕事帰りにも施術を受けられます。

もも鍼灸整骨院

特徴 米国医師の徒手療法オステオパシーによる施術
予約優先で待ち時間なし
JR大阪環状線寺田町駅から徒歩約4分
料金 初回共通 5,800円 2回目以降3,600円~
保険適用診療有り ほか
住所 大阪市阿倍野区天王寺町北3-2-3ネオコーポ阿倍野103号
06-4302-5755
診療時間 午前9:00~12:00/午後15:00~19:30(土曜は18:00まで)
休診日:木曜、日曜、祝日

もも鍼灸整骨院はアメリカ医師の徒手療法オステオパシーによる施術を行っています。骨格調整を行い、痛みや痺れのある手根管症候群もスムーズに改善に導いていきます。

腱や手首にかかる過剰な負担を減らすために、関節、指、内臓など根本原因を徹底的に調べ、手根管症候群など総合的なケアを行っていきます。予約優先制のため、待ち時間もなく気軽に通うことができます。

みゅう整骨院

特徴 手指専門整骨院
医師、看護師がメンテナンスに通う整体院
牧落駅徒歩10分
料金 全身整体コース・・・3,000円~
手指専門整体コース・・・3,500円~ ほか
住所 箕面市牧落1-19-19
072-722-7026
診療時間 午前10:00~14:00/午後16:00~20:00
休診日:土曜日午後、日曜、祝日

みゅう整骨院は手指を専門とした整骨院なので、手や指をよく使う方に定評があり、車で1時間以上かけても通院している、という人がいるほどです。

手の甲、指の歪み、手首など手指に関する筋肉を丁寧に緩めていき、手指の疾患にアプローチします。手技を毎日使い施術を行う整骨院だからこそ手指のトラブルに着目し、研究と技術開発に力を注ぎ手指整体コースを生み出しました。病院の医師、看護師さんなども訪れるほど確かな技術力があります。

整骨院で施される手根管症候群の施術内容

一般的な整骨院で行われる手根管症候群の施術内容には、レーザー治療や電機制刺激治療機器、高電位治療機器、マイクロ波治療器、骨格調整、運動療法、テーピングなどが主となります。

骨格調整では手、肩の痛みは首(頚椎)の歪みが関係していることと考え、首の歪み、背骨の歪みを整えていく場合もあります。

自宅で出来る手根管症候群の改善・予防策

手根管症候群は日常的な作業によって、正中神経が圧迫されることが原因です。そのため、日常生活においても動作に注意が必要です。予防策とともに改善策をご紹介します。

1.手首を振る・ストレッチ・マッサージする

手根管症候群の改善、予防として手首を振る、ストレッチやマッサージをすることが有効です。以下で手順をご紹介します。

  1. 手首、指先を真っすぐに伸ばします。
  2. 第3関節だけ曲げます。
  3. 手首と親指はそのままにして、ほかの指だけ曲げて握ります。
  4. 第3関節は動かさず、第1、2関節だけ曲げ、ひっかくような形にします。

この運動を5秒~10秒行います。この運動に慣れてきたら手首の位置を反らす、曲げるなど同じ運動を行いましょう。ただし手首に負担をかけすぎると、手根管を圧迫し、しびれなどの症状が強くなってしまうことがあるため、少しずつ無理のない範囲で行ってください。

2.痛みのある手首に負担をかけない

手根管症候群では痺れや痛み、感覚異常を起こすため物をつかみにくくなるなど、日常生活に支障をきたすことが増えます。基本的には痛みのある手を使用する頻度を減らし、安静にし以下のようなことを心掛けておくとよいでしょう。

  1. 鍋、フライパンなどは両手で持つ
  2. 買い物は重たいものは痛みがないほうの手で持つ
  3. バッグはリュックにする
  4. パソコンなどを使用する際には、手首の下に丸めたタオルなどを敷き、手首を水平に保つ
  5. 同じ作業が続く時には休憩をはさむ

3.手首の腱を伸ばす

手根管症候群は手首にある手根管が圧迫され、この中を通る正中神経が圧迫されるため手の指に痺れや痛みが生じるようになります。

手首の圧迫を解放するためにも、痛みがあるほうの手首の腱はできるだけ伸ばすようにしましょう。自転車に乗る際にも手首は曲げないなどの工夫が必要です。

4.テーピングを行う

テーピングをすることで、手首の負担を減らし安静にすることができます。手首すれすれに2.5cm幅のテープを用意し巻いていきます。手首だけではなく、手の甲部分に三角形ができるように短めに切ったテープで補強します。こうすることで手首の固定が強くなります。

テーピングの方法は整骨院に通院すると教えてもらえるので、手根管症候群で整骨院に通院する場合には、施術の際に教えてもらいましょう。

まとめ

手根管症候群は、手作業を多く行う方にとっては、生活習慣病ともいえるものです。手の痺れや痛みを感じたら、すぐに対応することが改善の近道です。

整骨院では、根本的な原因からアプローチし、改善に導いてくれるので、自分に合った整骨院に通うようにしましょう。日常生活で行う動作にも注意を払い、整骨院で自宅でできるマッサージなどをレクチャーしてもらうのもよいでしょう。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com