あざ(内出血)を早く治す方法を解説!治療期間や青や緑の色の違いは?

2021.12.1 手・腕の痛み , 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事
あざ内出血

小さいころに遊んでいるとき、こけて足や手をついてあざを作ったことがある方は多いのではないでしょうか。

若いころに出てきたあざはすぐに治った記憶もあると思います。年齢を重ねるにつれて、治りが悪くなったり、いつの間にか、あざが出来ていたりします。「これいつ出来たあざなんだろう?」と思うことも少なくないと思います 。

今回はそんな「あざ」についてのお話です。

  • そもそもなぜあざが出来るのか?
  • あざが出来ることによって体の中では何が起こっているのか
  • 具体的な対処法

など詳しく解説していきます。


小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. あざ(内出血)が起こる原因 は?
  2. 青紫色・緑色・黄色・赤色のあざの違いは?
  3. 治療期間と危険なあざとの見分け方
  4. あざを早く治す方法
  5. まとめ

あざ(内出血)が起こる原因は?

あざが出来る原因は、何かに体をぶつけるなどの外部からの衝撃が体内に入ることによって、皮膚や皮下組織を壊してしまい、出血が体の中にとどまることで起きます。

主な原因は以下の通りです 。

  • 骨折
  • 打撲
  • 打ち身
  • 捻挫
  • 肉離れ

また、高齢者や皮膚の血管が脆い方は弱い外力でも内出血を起こしてしまいます。

青紫色・赤色・緑色・黄色のあざの違いは?

色の違いが出るのは何か?

それは内出血が溜まっている箇所の深さと、受傷してから治っていく過程での色の変化に違いが出るからです。

青紫色・赤色

このふたつの色は受傷直後に出る色になります。青紫色は細胞組織の中でも深い部分で、赤色は浅い部分で起こると見た目の色に違いが出ます。この時期だと触るだけでも痛みを感じることが多いので、痛みのある状態の場合はなるべく触れないようにしましょう。

緑色・黄色

この二色は受傷してから数日経ち、組織内に溜まった血液が流れていく状態になると出現してくる色です。この時期になっていても、症状の経過によっては痛みを感じる場合もあるので痛みがある際には触り過ぎないようにしましょう。

治療期間と危険なあざの見分け方

ではそんな「あざ」は、どれくらいの期間を経て治っていくのでしょうか?

症状によって治る期間も様々ですが早ければ1週間、長くても2~3週間であざは引いていきます。ただし、年齢によって回復力には差があります。若い人の方が年配の方に比べて自然治癒力が高いので、あざが出来ても早く元の状態に戻りやすいです。

回復力に一番関係してくるのは血流です!

早期回復をするのであれば、血流状態をよくすることを心がけましょう。その中でも注意して頂きたいのは、受傷直後から痛みや腫れが引かず、むしろどんどん症状が悪化していく場合のあざです。

本来、痛みが引くはずの状態からなかなか症状が引かない場合に考えられる原因の中には、以下が考えられます。

  • 動脈性の出血
  • 貧血
  • 血管の異常
  • がん

もし異常が見つかった場合は、早期にかかりつけの病院で受診を受けてみてください。

あざを早く治す方法

外傷性のけがから来るあざ、内出血の場合の早期回復法をお伝えします。受傷からの期間によって処置方法が変わってきます。

受傷直後(青紫色、赤色)

受傷直後は痛めた患部が炎症を起こしていて、熱感があったり、腫れが強く出ている可能性が高いので、まず患部を冷却(アイシング)してください。

よく皆さんがやりがちなのが、熱感のある状態で血流を良くしようとしてお風呂で湯船に浸かって温めるという方法です。それを行ってしまうと、炎症を起こしている箇所に余計に熱を与えて、あざが引かない場合があるので温める処置は控えましょう。

受傷数日後(緑色、黄色)

数日経って、圧痛や熱感が治まってきている状態でしたら、今度は受傷直後とは反対に溜まっている血液を流すために、患部の周りを温めてあげて下さい。

お風呂に入って温めるもよし、ホットパックなどで患部を温めるのも良し。血流循環を良くして、たまった内出血が早く体内に吸収されるようにしましょう。

また、血流を良くする観点で行くとマッサージを行うことも効果的でしょう。

ぜひご自身で試してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はあざ、内出血に関してのコラムを作らせて頂きました。もし怪我の後にあざ・内出血を起こした際はお伝えした内容を行ってみてください。

小林整骨院でできること

小林整骨院では各院、国家資格を持ったスタッフが勤務しています。急な怪我への対応や処置だけではなく、血行促進のための施術もさせて頂いています。

  • 「痛みが取れたけど、なかなか内出血が引かない」
  • 「あざが気になる」

そんな方はぜひ!一度、お近くの小林整骨院にお気軽にご相談ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com