お尻や足のしびれ・痛み、「坐骨神経痛」かも?自分でできる改善法と根本治療
2025.12.1 歪み矯正 , 腰痛・ぎっくり腰「お尻から太ももの裏にかけて、ビリビリとしたしびれがある」
「長時間座っていると、お尻が痛くてたまらない」
「歩いていると足が痛くなり、休まないと歩けない」
もし、このような症状に悩まされているなら、それは単なる腰痛ではなく「坐骨神経痛」かもしれません。
湿布を貼ってもマッサージをしても、なかなか改善しないそのしびれや痛み。「もう治らない」と不安になっていませんか?
実は、坐骨神経痛は「病名」ではなく、何らかの原因によって神経が刺激された結果として現れる「症状」のこと。つまり、原因さえ突き止めれば、改善への道は必ず開けます。
この記事では、坐骨神経痛を引き起こす原因から、病院へ行くべき危険なサイン、自宅でできる改善ストレッチ、そして私たち専門家による根本的なアプローチまで、詳しく解説していきます。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
- そもそも「坐骨神経痛」とは?
- 【危険】こんな症状は要注意!すぐに病院へ
- 自分でできる!坐骨神経痛の改善ストレッチ
- ストレッチでも改善しない…その理由は「骨格の歪み」
- 小林整骨院の「坐骨神経痛」への根本アプローチ
- まとめ
そもそも「坐骨神経痛」とは?

坐骨神経は、腰からお尻、太ももの裏を通って足先まで伸びている、人体の中で最も太く長い神経です。ボールペンほどの太さがあり、長さは1メートル以上にもなります。
この長い神経の通り道のどこかで、骨や筋肉によって神経が圧迫されたり、引っ張られたりすることで、電気か走るような痛みや、ジンジンとしたしびれが発生します。これが坐骨神経痛です。
坐骨神経痛を引き起こす「3大原因」
痛みの原因は人それぞれですが、大きく分けて3つのタイプが多く見られます。ご自身の症状がどれに近いか確認してみましょう。
1. 腰椎椎間板ヘルニア
背骨の骨と骨の間にあるクッション「椎間板」が飛び出し、神経を圧迫してしまうタイプです。比較的若い世代にも多く、前かがみになったり、重いものを持ったりした時に痛みが強くなるのが特徴です。
2. 腰部脊柱管狭窄症
こちらは中高年の方に多く見られるタイプです。加齢により神経の通り道である「脊柱管」が狭くなり、神経が締め付けられてしまいます。特徴的なのは「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれる症状で、歩いていると足が痛くなって歩けなくなり、少ししゃがんで休むとまた歩けるようになる、という状態を繰り返します。体を後ろに反らすと痛みが強くなる傾向があります。
3. 梨状筋症候群
骨に異常がなくても起こるのがこのタイプです。お尻の奥にある「梨状筋」という筋肉が硬くなり、その下を通る坐骨神経を圧迫してしまいます。デスクワークや運転など、長時間座りっぱなしの姿勢が続く方に多く見られます。
【危険】こんな症状は要注意!すぐに病院へ

坐骨神経痛の多くは筋肉や骨格の問題から来ていますが、中には神経が深刻なダメージを受けている緊急のケースもあります。
もし、おしっこが出にくい、漏らしてしまうといった排尿・排便の障害や、お尻周り(会陰部)の感覚がおかしいと感じる場合は、迷わず直ちに整形外科などの医療機関を受診してください。
また、つま先立ちができないほど足に力が入らない場合や、どんな姿勢で寝ていても激痛が治まらない場合も要注意です。これらは手術が必要になる可能性もある危険なサインですので、整体やマッサージではなく、まずは医師の診断を受けてください。
自分でできる!坐骨神経痛の改善ストレッチ

「病院で検査したけれど、手術するほどではないと言われた」「薬を飲んでいるけれど良くならない」という場合、筋肉の緊張をほぐすことで症状が緩和することがあります。
特に、坐骨神経の通り道にある「お尻の筋肉(梨状筋)」をほぐすストレッチが効果的です。
※痛みが激しい時や、ストレッチをしてしびれが強くなる場合は、無理せず中止してください。
1. 椅子に座ってできる「お尻ストレッチ」
仕事の合間にもできる簡単な方法です。
椅子に座り、痛む側の足首を、反対側の膝の上に乗せて、数字の「4」の字を作るような形にします。そのまま背筋を伸ばし、ゆっくりと上半身を前に倒していきましょう。お尻の奥がじわーっと伸びるのを感じながら、呼吸を止めずに20~30秒キープします。
2. 寝ながらできる「抱え込みストレッチ」
仰向けに寝て、両膝を立てた状態からスタートします。片方の膝を両手で抱え、胸の方にゆっくりと引き寄せていきます。お尻から太ももの裏が気持ちよく伸びるのを感じながら、20~30秒キープします。反対側の足も同様に行いましょう。
3. テニスボールほぐし
仰向けに寝て膝を立て、お尻のえくぼのあたりにテニスボールを挟みます。自分の体重をゆっくりとかけ、痛気持ちいい強さで30秒ほど刺激します。位置を少しずつずらしながら、硬い部分をほぐしていくと効果的です。
ストレッチでも改善しない…その理由は「骨格の歪み」

「ストレッチを続けているのに、痛みがぶり返す」
「マッサージに行っても、その場しのぎにしかならない」
もしあなたがそう感じているなら、それは筋肉の問題だけではなく、筋肉を硬くさせている「骨格の歪み」が根本的な原因である可能性が高いです。
土台である骨盤が傾いていたり、背骨がねじれていたりすると、腰やお尻の筋肉には常に無理な力がかかり続けます。その結果、いくらほぐしてもすぐにまた筋肉が硬くなり、神経を圧迫してしまうのです。
小林整骨院の「坐骨神経痛」への根本アプローチ

当院では、痛み止めの薬や湿布でごまかすのではなく、「なぜ神経が圧迫されているのか」という根本原因にアプローチし、痛みの出ない体づくりを目指します。
1. 国家資格者による徹底的な検査
まずは丁寧なカウンセリングと検査で、あなたの痛みの原因が「ヘルニア」なのか「狭窄症」なのか、それとも「筋肉の圧迫」なのかを鑑別します。その上で、全身の姿勢分析を行い、痛みを引き起こしている骨盤や背骨の歪みを正確に見つけ出します。
2. 独自の「小林式背骨・骨盤矯正」で神経の圧迫を解放
当院の施術の核となるのが、独自の「小林式矯正」です。
ダイナミックかつソフトな手技で、歪んでしまった骨盤や背骨を正しい位置へと瞬時に整えます。
骨格が整うことで、神経の通り道が確保され、筋肉にかかっていた過剰な負担が取り除かれます。その結果、圧迫されていた神経が解放され、痛みやしびれが劇的に改善するケースが多くあります。
3. 深層筋へのアプローチと鍼灸治療
手技だけでは届かない、神経の近くにある深層の筋肉に対しては、特殊な電気治療や鍼灸治療を組み合わせることもあります。
特に鍼灸は、神経の興奮を鎮め、血流を促進する効果が高く、頑固な痛みやしびれに非常に有効です。
4. 再発させないための生活指導
施術で痛みが取れた後も、再発を防ぐことが重要です。当院では、あなたの生活習慣に合わせた正しい姿勢の指導や、筋力を維持するためのトレーニング指導を行い、一生自分の足で元気に歩ける体づくりをサポートします。
まとめ
坐骨神経痛は、放っておくと歩行が困難になるなど、生活の質を大きく下げてしまうつらい症状です。しかし、決して「治らない」ものではありません。
「もう歳だから」「ヘルニアだから」と諦める前に、一度ご自身の身体の歪みを見直してみませんか?
骨格を整えれば、神経への負担は必ず減らせます。
一人で痛みに耐え続ける必要はありません。ぜひ一度、私たちのような身体の専門家にご相談ください。小林整骨院では、あなたのつらい痛みとしびれの根本原因を突き止め、当たり前のように歩ける喜びを取り戻すためのお手伝いを全力でさせていただきます。





