朝起きると腰が痛いのはなぜ?寝起き腰痛の原因とプロ直伝の解消法

2025.12.29 腰痛・ぎっくり腰

「朝、目が覚めると腰がズーンと重くて起き上がれない」
「顔を洗うために前かがみになると、腰に痛みが走る」
「動き始めれば楽になるけれど、毎朝の痛みが憂鬱でたまらない」

一日の始まりである朝に痛みを感じると、それだけで気分が沈んでしまいますよね。「寝具が合っていないのかな?」と枕やマットレスを買い替えてみたけれど、それでも痛みが変わらない…という方も多いのではないでしょうか。

実は、朝起きると腰が痛い原因は、寝具の問題だけではありません。むしろ、**寝ている間のあなたの「身体の状態」や「骨格の歪み」**にこそ、本当の原因が隠れていることが多いのです。

この記事では、なぜ寝ている間に腰が痛くなってしまうのか、そのメカニズムから、寝る前・起きた後にできる簡単な対策、そして小林整骨院の「オーダーメイド整体」による根本的な解決策まで、専門家の視点で詳しく解説していきます。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

  1. なぜ「寝ているだけ」なのに腰が痛くなるのか?
  2. あなたの腰痛タイプは?寝方でチェック
  3. 今夜からできる!朝の腰痛を和らげるセルフケア
  4. 根本解決には「骨格」から。小林整骨院のオーダーメイド整体
  5. まとめ

なぜ「寝ているだけ」なのに腰が痛くなるのか?

本来、睡眠は身体の疲れを取り、ダメージを修復するための時間です。それなのに、朝起きた時が一番痛いというのは、寝ている間に腰へ過剰な負担がかかり続けている証拠です。その主な原因は以下の3つが考えられます。

1. 「反り腰」で腰が浮いている

最も多い原因がこれです。立っている時に腰が反っている「反り腰」の方は、仰向けで寝た時にも腰が反ったままになってしまいます。

すると、腰と布団の間に隙間ができ、腰の筋肉だけでブリッジをしているような状態になります。一晩中、腰の筋肉が緊張して支え続けているため、朝起きた時にガチガチに固まって痛みが出るのです。「仰向けで寝るとつらいから、横向きで寝る」という方は、このタイプの可能性が高いでしょう。

2. 寝返りが少なく、筋肉が固まっている

人は一晩に20回~30回ほど寝返りを打つと言われています。寝返りには、体液を循環させたり、体重がかかる場所を変えたりして、身体のコリを防ぐ重要な役割があります。

しかし、身体の歪みや寝具の問題、あるいは極度の疲労などで寝返りが少なくなると、長時間同じ姿勢で筋肉が圧迫され続けます。その結果、血流が悪くなり、朝起きた時に「身体が固まって動かない」という状態を引き起こします。

3. 内臓の冷えや疲労

腰痛は、内臓の状態とも深く関わっています。特に腎臓や胃腸が冷えたり疲れたりしていると、その周りの筋肉も反射的に硬くなります。

寝ている間は体温が下がるため、冷え性の人は特に血流が悪くなりがちです。また、寝る直前の食事や深酒も、内臓に負担をかけ、朝の腰痛を悪化させる原因となります。

あなたの腰痛タイプは?寝方でチェック

ご自身がどのタイプかを知ることで、対策も見えてきます。

仰向けで寝ると痛いタイプ

腰と布団の間に手が入るほどの隙間がありませんか?

このタイプは「反り腰」が原因です。股関節の前側や太ももの前側の筋肉が硬くなっており、骨盤が前に引っ張られています。

横向きで寝ると痛い、または横向きでないと寝られないタイプ

これも**「反り腰」や、左右の「骨盤の歪み」**が強い方に多く見られます。また、巻き肩の人が横向きで寝ると、肩が内側に入り込んで背中の筋肉が引っ張られ、腰痛につながることもあります。

どんな寝方でも朝がつらいタイプ

寝返りが打てていない、またはマットレスが身体に合っていない(沈み込みすぎている、または硬すぎる)可能性があります。また、自律神経の乱れにより、睡眠中に力が抜けず、歯ぎしりや食いしばりをしているケースも考えられます。

今夜からできる!朝の腰痛を和らげるセルフケア

寝る前のひと工夫と、起きた直後のケアで、朝のつらさは軽減できます。

1. 【寝る前】膝の下にタオルを入れる(反り腰対策)

仰向けで寝る際、膝の下に丸めたバスタオルやクッションを入れてみてください。

膝が軽く曲がることで骨盤が後傾し(後ろに傾き)、腰と布団の隙間が埋まります。腰が布団に密着してリラックスできるため、反り腰の方には特におすすめです。

2. 【寝る前】「ガス抜きのポーズ」で腰を伸ばす

布団に入ったら、仰向けのまま両膝を抱えて胸に引き寄せます。

そのまま背中を丸めるようにして、腰の筋肉をじっくりと伸ばします。30秒ほどキープし、ゆっくりと戻します。一日の腰の緊張をリセットしてから眠りにつきましょう。

3. 【起床時】いきなり起き上がらない

目が覚めてすぐにガバッと起き上がるのは危険です。冷えて固まった筋肉を急に動かすと、ギックリ腰の原因にもなります。

まずは布団の中で手足をブラブラさせたり、膝を左右にパタンパタンと倒したりして、少しずつ血流を良くしてから、横向きになってゆっくりと起き上がりましょう。

根本解決には「骨格」から。小林整骨院のオーダーメイド整体

「セルフケアをしても、やっぱり朝が痛い」
「マットレスを買い替えたけど、変化がない」

もしそうなら、問題は寝具や寝方ではなく、あなたの**「身体そのものの歪み」**にあります。起きている間の姿勢の悪さが骨格を歪ませ、それが睡眠中の腰痛として現れているのです。

小林整骨院では、お一人おひとりの状態に合わせた**「オーダーメイド整体」**で、朝もスッキリ起きられる身体づくりをサポートします。

徹底した検査で「なぜ痛むのか」を解明

まずはカウンセリングと検査で、あなたの腰痛の原因を突き止めます。「反り腰」なのか、「骨盤の左右差」なのか、あるいは「背骨の柔軟性不足」なのか。AIによる姿勢分析なども活用し、客観的なデータに基づいて、あなただけの施術プランを作成します。

独自の「小林式背骨・骨盤矯正」で歪みをリセット

当院独自の「小林式矯正」は、ダイナミックかつソフトな手技で、骨盤や背骨の歪みを瞬時に整えます。

特に朝の腰痛の原因となる「反り腰」に対しては、骨盤を正しい位置に戻し、腰椎のカーブを正常化させることで、仰向けになっても腰が浮かない状態を作ります。

「施術を受けた日の夜は、久しぶりに朝までぐっすり眠れた」という喜びの声も多くいただいています。

硬まった筋肉と自律神経へのアプローチ

骨格だけでなく、長年の負担で硬くなった筋肉(特に股関節周りやお尻)に対しても、手技やストレッチで丁寧にアプローチします。

また、背骨を整えることは自律神経のバランスを整えることにもつながります。睡眠の質が向上し、寝ている間の回復力が高まることで、朝の目覚めが劇的に変わります。

「痛まない寝方」と「生活習慣」のアドバイス

施術の効果を長持ちさせるために、あなたに合った枕の高さやマットレスの選び方、寝る前のストレッチなどを具体的にアドバイスします。

「高い寝具を買う前に相談してよかった」と言っていただけるような、プロならではの視点でサポートします。

まとめ

「朝起きると腰が痛い」というのは、一日のスタートをくじく本当につらい悩みです。しかし、それは身体からの「歪みを治してほしい」というサインでもあります。

寝具を変える前に、まずはご自身の身体を見直してみませんか?骨格が整えば、どんな布団でも快適に眠れる身体になれるはずです。

「毎朝の苦痛から解放されたい」

そう願うあなたを、小林整骨院が全力でサポートします。まずは一度、私たちにご相談ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com