歩き方を矯正するには?矯正のポイントを解説
2024.9.11 O脚・X脚 , 歪み矯正 , 猫背 , 肩こり , 腰痛・ぎっくり腰 , 重要おすすめ記事誰もが毎日当たり前に行っている「歩く」動作ですが、間違った歩き方をしている方もいるでしょう。歩き方を矯正するには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか。
本記事では歩き方が崩れる原因や歩き方を改善しない場合に起きること、歩き方を改善するポイント、O脚を矯正する方法を解説します。間違った歩き方を続けていると健康にも影響が出る他、O脚になる恐れもあり、スタイルが悪く見えてしまう恐れもあります。本記事を参考にして歩き方を矯正しましょう。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
なぜ歩き方が崩れるのか
歩き方が崩れる原因の一つは、靴が自分の足に合っていないことです。「靴擦れができる」「歩いていると足が痛くなる」などの理由で、実際のサイズよりも少し大きめサイズの靴を選ぶ方もいるのではないでしょうか。しかしご自身のサイズよりも大きな靴を選んでしまうと、足元が安定しないため、足に必要以上の力を入れてしまい、歩き方が崩れてしまいやすいです。厚底の靴やムートンブーツなども同じように足元が安定しづらいので、歩き方が崩れてしまう原因となってしまいます。
日常生活の何気ない癖も、歩き方が崩れる原因になりやすいです。普段生活していて、無意識のうちに片足のどちらかに重心がかかっているという方もいるでしょう。家事をしているときや運動をしているとき、信号待ちをしているときなど、片方の足だけに重心がかかっていると、脚の長さに微妙な差ができてしまい、歩き方が崩れやすくなります。荷物をいつも同じ方の手で持っている方や同じ方の肩に掛けている方、足を組む癖がある方も、左右差ができやすいため、歩き方が崩れやすいです。
また加齢や運動不足で筋肉を使う習慣が減って筋肉の反応が鈍くなることも、歩き方が崩れる原因になります。筋肉があったとしても正しく使えなければ、体のバランスをうまく取れず、歩き方が崩れてしまいやすいです。
歩き方を改善しないとどうなる?
歩き方を改善せずに過ごしていると、以下のようなトラブルが起きやすくなります。
- 外反母趾
- 巻き爪
- 股関節の痛み
- 膝の痛み
- 脛の痛み
- O脚
- 腰痛
- ぽっこりお腹
- 猫背
- ストレートネック
- 肩こり
歩き方が崩れて前傾になったり内側に重心がかかったりすると、足のアーチが潰れ、外反母趾になりやすいです。またつま先方向に過剰な負荷がかかるので、巻き爪になるケースもあります。股関節・膝・脛にも本来かかるべきでない負担がかかって関節が歪んでしまうため、痛みも出やすくなってしまうでしょう。バランスが崩れることで、O脚にもなりやすいです。
歩き方は脚だけでなく、骨盤の歪みにも影響します。骨盤がゆがんで反り腰になることで、腰痛やぽっこりお腹になってしまう可能性も高いです。また骨盤がゆがむことで上半身もゆがみ、猫背やストレートネックになってしまって、肩こりに悩まされる方も少なくありません。
歩き方を改善するポイント
ここからは、歩き方を改善する3つのポイントをご紹介します。
立ち方を見直す
歩き方を改善するには、まず立ち方を見直しましょう。
立ったときに横から見て、耳・肩・背骨・股関節・膝・かかとが一直線になっているのが、正しい立ち方です。頭のてっぺんを上から吊られているイメージで上半身を引き上げ、目線を少し上に向けて、顎を軽く引きましょう。
重心を見直す
歩き方を改善するには、重心を見直すことも重要です。
先ほど紹介した正しい立ち方で立ったとき、重心はどこにあるでしょうか。このとき重心がかかと方向にあるのが、正しい重心の掛け方です。つま先方向に重心があると前傾してしまうため、体のバランスが崩れてしまい、前述したようなトラブルが起きてしまいます。
着地方法を見直す
着地方法を見直すことも、歩き方の改善に欠かせないポイントです。
歩く際はかかとから着地します。かかとから着地すると、次の足を踏み出すときにかかと・足の中央部分・つま先の順番で重心が移動しやすく、スムーズに歩けます。足を踏み出す際に、親指・人差し指・中指で蹴り出すイメージを持つことも大切です。
O脚を矯正するには
O脚になって両膝の間に隙間ができてしまうと、骨盤と脚がつながっている部分が外に張り出してしまうため、脚が太く見える原因になります。むくみや冷え、腰痛、肩こりなどのトラブルも起きやすくなってしまうでしょう。
O脚を改善するには、足にフィットした歩きやすい靴を選ぶことが大切です。お店で脚のサイズを測ってもらい、ご自身の足に合う靴を選びましょう。前述した歩き方を改善するポイントを意識して、歩き方の矯正も心掛けてみてください。歩く際につま先を前にまっすぐ向けることを意識すると、内ももの筋肉が鍛えられてO脚が改善しやすくなります。
また内ももの筋肉が凝り固まっていると、筋肉がうまく使えず脚がゆがんでしまいやすいので、ストレッチを習慣にするのもおすすめです。タオルか本を用意して、以下のストレッチを取り入れてみましょう。
- 肩幅程度に両足を開いて椅子に座る
- 膝にタオルか本を挟む
- タオルや本を膝で押しつぶすイメージで5秒キープする
- 力を抜く
- 1〜4を10回繰り返す
まとめ
本記事では歩き方が崩れる原因や歩き方を改善しない場合に起きること、歩き方を改善するポイント、O脚を矯正する方法を解説しました。歩き方が崩れていると見た目に影響が出るだけでなく、健康にも影響が出てしまいます。ご紹介した歩き方を改善するポイントやO脚を改善するポイントを参考にし、歩き方を矯正し、健康で美しい体を手に入れましょう。