寝ている時に足がつる原因とは?こむら返りの対処法と整骨院でのケア
2026.7.24 重要おすすめ記事
「夜中にふくらはぎが急につって、痛みで目が覚める」
「足の指や足裏までギューッと固まって、しばらく動けない」
「水を飲んでいるつもりなのに、何度もこむら返りを繰り返す」
このような経験はありませんか。寝ている時や明け方に足がつると、痛みそのものもつらいですが、「また今夜も起こるのでは」と眠る前から不安になる方も少なくありません。
足がつる状態は、一般的に「こむら返り」とも呼ばれます。多くは一時的な筋肉のけいれんですが、繰り返す場合は、ふくらはぎの筋肉疲労、冷え、血流の低下、足首の硬さ、姿勢や骨盤の歪み、運動不足、服薬や体調の影響などが関係していることがあります。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
足がつる・こむら返りとはどんな状態?

足がつるとは、ふくらはぎ、足裏、足の指、太ももなどの筋肉が、自分の意思とは関係なく急に強く縮み、元に戻りにくくなる状態です。筋肉がギュッと固まり、鋭い痛みを伴うことが多く、数秒でおさまることもあれば、数分続くこともあります。
特に多いのが、ふくらはぎの筋肉に起こるこむら返りです。ふくらはぎは歩く、立つ、階段を上る、姿勢を支える、血液を心臓へ戻すといった役割を担っています。そのため日中に疲労がたまりやすく、夜間に冷えや血流低下が重なると、筋肉が過敏に反応してつりやすくなることがあります。
「たまに起こるだけ」であれば大きな問題がないケースもあります。しかし、週に何度も起こる、痛みが強くて睡眠に影響する、つった後に筋肉痛のような違和感が残る場合は、身体の使い方や筋肉の状態を見直すサインと考えましょう。
夜中や明け方に起こりやすい理由
夜中に足がつりやすい理由のひとつは、寝ている間に身体を動かす回数が減り、ふくらはぎの血流が日中よりも低下しやすいことです。さらに、布団の中で足首がつま先立ちのように伸びた姿勢になると、ふくらはぎの筋肉が縮んだままになり、少しの刺激でけいれんが起こりやすくなります。
また、夏場は汗による水分・ミネラルの不足、冬場は冷えによる血流低下が影響することがあります。立ち仕事、長時間の座り仕事、運動後のケア不足も、夜間のこむら返りにつながりやすい要因です。
夜中に足がつる主な原因

1. 水分不足・ミネラルバランスの乱れ
筋肉は、神経からの信号を受けて縮んだり緩んだりしています。この働きには、水分やナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが関係します。汗をかいた日、飲酒をした日、食事量が少ない日、利尿作用のある飲み物が多い日は、筋肉が過敏になり足がつりやすくなることがあります。
ただし、「ミネラルを摂れば必ず良くなる」とは言い切れません。足がつる原因は複数重なることが多いため、水分補給だけで変わらない場合は、筋肉の硬さや姿勢の問題も一緒に見直す必要があります。
2. ふくらはぎの筋肉疲労
長時間歩いた日、立ち仕事が続いた日、久しぶりに運動した日などは、ふくらはぎに疲労がたまります。疲れた筋肉は伸び縮みのコントロールが乱れやすく、寝ている間に急に縮んでしまうことがあります。
特に、足首が硬い方、扁平足気味の方、靴のかかとのすり減り方が左右で違う方は、ふくらはぎに偏った負担がかかっている可能性があります。
3. 冷えと血行不良
足先やふくらはぎが冷えると、筋肉へ届く血液の流れが悪くなり、筋肉が硬くなりやすくなります。冷房で足が冷える、冬に足先が冷たい、入浴せずシャワーだけで済ませる、デスクワークで足を動かさない時間が長い方は注意が必要です。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれることがあります。足の筋肉が動くことで血液を上半身へ戻す働きを助けていますが、筋肉が硬いままだとポンプ機能が落ち、だるさやむくみ、足のつりにつながりやすくなります。
4. 姿勢不良・骨盤の歪み・足首の硬さ
足がつる原因は、ふくらはぎだけにあるとは限りません。骨盤が後ろに倒れた姿勢、猫背、反り腰、片足重心、ガニ股・内股などがあると、股関節、膝、足首の動きが連動しにくくなります。その結果、本来なら身体全体で分散できる負担がふくらはぎや足裏に集中してしまいます。
「マッサージをすると一時的に楽になるけれど、また夜中につる」という方は、筋肉だけでなく、骨格や姿勢の崩れが背景にあるかもしれません。
5. 運動不足・インナーマッスル不足
運動不足で筋力が低下すると、立つ、歩く、階段を上るといった日常動作でもふくらはぎに負担がかかりやすくなります。特に体幹や骨盤周りのインナーマッスルが弱いと、姿勢を支える力が不足し、下半身の一部の筋肉だけが頑張る状態になりがちです。
その結果、足の疲労が抜けにくくなり、夜間のこむら返りを繰り返すことがあります。
6. 薬や病気の影響
利尿薬、血圧の薬、脂質異常症の薬など、一部の薬が足のつりに関係することがあります。また、糖尿病による神経障害、腎臓の病気、甲状腺の病気、末梢動脈疾患、妊娠中の体調変化などが関係する場合もあります。
服薬中の方や持病がある方は、自己判断で薬を中止せず、主治医へ相談してください。
放置せず医療機関へ相談したいサイン

夜中に足がつる症状の多くは、セルフケアや身体の使い方の見直しで軽減を目指せます。ただし、次のような場合は整骨院で様子を見るのではなく、まず医療機関へ相談してください。
- 片脚だけが腫れている、赤い、熱を持っている
- 足のしびれ、麻痺、力が入らない感覚がある
- 歩くと強い痛みが出て、休むと楽になる
- 発熱、息切れ、胸の苦しさを伴う
- 転倒や打撲の後から強い痛みがある
- 急に悪化した、頻度が明らかに増えた
- 糖尿病、腎臓病、心臓病などの持病がある
- 新しい薬を飲み始めてから足がつるようになった
特に片脚の腫れや赤み、熱感を伴う場合は、血管の問題が隠れていることもあります。強い症状やいつもと違う症状がある場合は、早めに医師の診察を受けましょう。
自分でできるセルフチェック
足がつりやすい方は、次の項目を確認してみてください。
- 壁に手をつき、かかとを床につけたまま足首を曲げると、ふくらはぎが強く突っ張る
- 立っている時に片足へ体重をかける癖がある
- 靴の外側または内側だけがすり減りやすい
- 長時間座った後、立ち上がると足が重い
- ふくらはぎを触ると硬く、押すと痛い
- 寝る前に足先が冷たい
- 水分をあまり取らない、またはアルコールが多い
- ストレッチをほとんどしていない
複数当てはまる場合は、筋肉疲労、足首の硬さ、姿勢の癖、冷え、血流低下が重なっている可能性があります。
夜中の足のつりを予防する自宅ケアとストレッチ

つった直後の対処法
ふくらはぎがつった時は、慌てて強く揉みすぎないようにしましょう。まずは膝を伸ばし、つま先をゆっくり自分の方へ引き寄せます。ふくらはぎの筋肉をやさしく伸ばし、痛みが落ち着いてきたら軽くさすって血流を促します。
急に立ち上がると転倒の危険があります。夜中に起きた時は、痛みが落ち着いてからゆっくり動きましょう。
寝る前のふくらはぎストレッチ
- 壁に両手をつき、片足を後ろへ引く
- 後ろ足のかかとを床につけたまま、前の膝を軽く曲げる
- ふくらはぎが伸びているところで20秒ほどキープする
- 反対側も同じように行う
反動をつける必要はありません。痛気持ちいい程度で、呼吸を止めずに行いましょう。
足首を動かす簡単ケア
寝る前に布団の中で、足首をゆっくり上下に10回、内回し・外回しを各10回行います。足首が動くとふくらはぎの筋肉も一緒に動き、血流を促しやすくなります。
水分補給と冷え対策
日中からこまめに水分を取り、汗をかいた日は食事でミネラルも補いましょう。就寝直前に大量に飲むと睡眠の妨げになるため、日中から分けて飲むのがおすすめです。
冷えが気になる方は、湯船につかる、足首を冷やさない、締め付けの強すぎる靴下を避けるなども意識しましょう。
生活動作で気をつけたいこと
長時間座る方は、1時間に一度は立ち上がって足首を動かしましょう。立ち仕事の方は、片足重心を避け、休憩中にふくらはぎを伸ばす時間を作ってください。運動を始めたばかりの方は、急に負荷を上げすぎず、運動後のクールダウンを行いましょう。
繰り返す足のつりに対する小林整骨院の施術

セルフケアをしても夜中に足がつる、ふくらはぎの張りが取れない、足の冷えやむくみも気になる。そのような場合は、足だけでなく身体全体のバランスを確認することが大切です。
小林整骨院では、症状が出ているふくらはぎだけを見るのではなく、骨盤、背骨、股関節、膝、足首、足裏の使い方まで確認し、なぜ同じ場所に負担が集まるのかを考えながら施術を行います。
骨格矯正・小林式背骨骨盤矯正
骨盤や背骨の歪みがあると、立ち方や歩き方が崩れ、ふくらはぎに余計な負担がかかりやすくなります。小林式背骨・骨盤矯正では、身体の土台である骨盤と背骨のバランスを整え、下半身にかかる負担の偏りを減らすことを目指します。
「足がつるのに骨盤が関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、骨盤の傾きは股関節や膝、足首の動きに影響します。ふくらはぎだけを揉んでも繰り返す場合は、身体の土台から確認することが重要です。
筋肉矯正
足がつりやすい方は、ふくらはぎ、すね、太もも、股関節周りの筋肉が硬くなっていることがあります。筋肉矯正では、硬くなった筋肉の緊張をゆるめ、関節が動きやすい状態を目指します。
単に強く揉むのではなく、どの筋肉が過剰に働き、どの筋肉が使えていないのかを見ながら施術することで、足の負担を分散しやすくします。
姿勢矯正
猫背、反り腰、片足重心、膝が伸びきった立ち方などは、ふくらはぎへの負担を増やします。姿勢矯正では、日常生活で無意識に続けている姿勢の癖を確認し、足だけに頼らない立ち方・歩き方を身につけるサポートを行います。
鍼灸施術
冷えや血流の悪さ、深い筋肉の緊張が強い方には、状態に応じて鍼灸施術を提案することがあります。鍼灸は、手技では届きにくい深部の筋肉や自律神経の乱れが関係する不調に対して、身体の反応を見ながら行う施術です。
夜中に足がつる背景に冷えや緊張がある場合、筋肉がゆるみやすい環境を整えることが再発予防につながります。
インナーマッスルトレーニング・EMS
体幹や骨盤周りのインナーマッスルがうまく働かないと、姿勢が崩れ、下半身の一部の筋肉だけが頑張る状態になります。EMSを用いたインナーマッスルトレーニングでは、姿勢を支える筋肉へアプローチし、ふくらはぎに負担が集中しにくい身体づくりをサポートします。
必要に応じて、テーピング、ストレッチ指導、靴や歩き方のアドバイス、生活動作指導も組み合わせます。施術は症状や体質に合わせて行うため、まずは現在の状態を確認することが大切です。
まとめ

夜中に足がつる原因は、水分不足やミネラル不足だけではありません。ふくらはぎの筋肉疲労、冷え、血流低下、足首の硬さ、骨盤や姿勢の崩れ、運動不足、服薬や持病など、複数の要因が重なって起こることがあります。
まずは、つった直後に無理なく伸ばすこと、寝る前にふくらはぎと足首を動かすこと、日中から水分を取ること、冷えを防ぐことから始めてみましょう。
それでも繰り返す場合や、睡眠に影響するほどつらい場合は、ふくらはぎだけでなく身体全体のバランスを見直す必要があります。小林整骨院では身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
FAQ(よくある質問:足がつる/こむら返り)
夜中に足がつるのは水分不足だけが原因ですか?
水分不足が関係することはありますが、それだけとは限りません。筋肉疲労、冷え、血流低下、ミネラルバランス、姿勢や骨盤の歪み、運動不足、薬や持病の影響などが重なることがあります。
足がつった時は揉んだ方がいいですか?
強く揉みすぎると筋肉に負担がかかることがあります。まずは膝を伸ばし、つま先をゆっくり自分の方へ引いて、ふくらはぎをやさしく伸ばしましょう。痛みが落ち着いてから軽くさする程度がおすすめです。
こむら返りを予防するストレッチはいつ行うとよいですか?
寝る前や入浴後など、身体が温まっている時間帯がおすすめです。ふくらはぎを20秒ほどゆっくり伸ばし、足首を上下や回旋方向に動かすと、血流を促しやすくなります。
整骨院では足がつる症状に何をしますか?
ふくらはぎだけでなく、骨盤、背骨、股関節、膝、足首、足裏の使い方を確認します。状態に応じて骨格矯正、筋肉矯正、姿勢矯正、鍼灸、EMS、テーピング、生活動作指導などを組み合わせます。
整骨院では足がつる症状に何をしますか?
ふくらはぎだけでなく、骨盤、背骨、股関節、膝、足首、足裏の使い方を確認します。状態に応じて骨格矯正、筋肉矯正、姿勢矯正、鍼灸、EMS、テーピング、生活動作指導などを組み合わせます。



