腰痛が改善する耳つぼはどこ?位置や方法

2020.5.25 美容 , 耳つぼダイエット , 腰痛・ぎっくり腰
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耳つぼとは?

耳つぼは古くから中国に伝わる東洋医学の基本概念で、身体を巡るエネルギー(経絡)の主要箇所がツボ(経穴)です。経路が何らかの原因によって滞るとツボである経穴に悪い気や血が溜まり、様々な症状が現れるとされています。これらを改善するのが鍼灸やツボマッサージで気や血流をスムーズにします。

ツボは耳だけではなく全身にあり、1989年にはWHO(世界保健機構)によってツボの名称が統一されています。

耳つぼを刺激する鍼治療や灸、マッサージは多くの人に利用されています。中国、フランスでは耳介療法を積極的に取り入れています。日本では整骨院や鍼灸院でも取り入れられています。

腰痛や頭痛の耳つぼは?

耳つぼは自律神経系統、内臓に効果があるものが多いですが、腰痛、頭痛、肩こり、眼精疲労、膝痛に効果が期待できるツボもあります。

中でも腰痛はアメリカのピッツバーグ大学の研究で有効であるという報告がされています。

【中見出し】腰痛の耳つぼ

腰痛に悩む方は多く、中高年だけではなく若い方でも腰痛持ちの方も少なくありません。その腰痛に耳つぼが緩和できるのか、と疑問に感じる方もいるでしょう。アメリカのピッツバーグ大学では以下のような研究がされました。

慢性腰痛患者61名を対象。対象者は以下2グループに分類されました。

  • 耳つぼ療法を実施するグループ
  • 偽の耳つぼ療法(プラセボ)を実施するグループ

週に1回、計4週間の間、耳つぼの治療を行い、治療後に腰の痛みの程度を聞き、その結果をグループごとに比べました。結果、耳つぼ療法を実施したグループはプラセボ療法を行ったグループに比べ、腰痛の程度が30%軽減していたことがわかりました。

また、耳つぼ療法による腰痛の軽減の効果は長期的であり、耳つぼ療法を行ったグループは腰痛の程度が44%軽減していたこともわかったのです。

参考文献:慢性腰痛を管理するための耳介指圧の日常の変化:無作為化対照研究29日間。

腰痛の耳つぼの位置

腰痛に効果が期待できるツボは「腰痛帯」です。両方の耳の腰痛帯を刺激して痛みがある場合には腰痛がある証拠です。腰痛帯は耳の内側の上部のくぼみにあります。

【中見出し】頭痛の耳つぼ            

季節の変わり目や、疲れから起こる頭痛や片頭痛はとてもつらいものです。頭痛かな、と感じ始めた時に頭痛の耳つぼを刺激すると緩和効果が期待できます。

頭痛の緩和に効果が期待できる耳つぼは「神門」と「頭痛帯」です。

  • 神門・・・イライラを抑制し、痛みを緩和する効果が期待できます。ストレスの緩和作用もあります。神門は耳の上の方にある軟骨のくぼみのあたりにあります。
  • 頭痛帯・・・耳の下の方にある、耳たぶの上あたりです。丸くポコっとしている部分。

【中見出し】肩こりの耳つぼ

肩こりの緩和に効果が期待できるツボは、耳たぶの上部や外側の部分周辺に集中しており、「肩こり帯」と呼ばれています。また神門も肩こりの緩和に有効です。

  • 肩こり帯・・・耳の外縁で耳の縁の真ん中から少し下にあります。眼精疲労から起こる肩こりには特に有効とされています。
  • 神門・・・耳の上の方にある軟骨のくぼみ付近にあります。自律神経を整える効果があり、血流の滞りを改善し血行を促す作用から肩こりにも有効とされています。

【中見出し】目の疲れに効くツボ

パソコン作業やスマホの使いすぎで目が疲れた時には「眼(ガン)」という耳つぼを揉んでみましょう。

眼は、耳たぶの真ん中よりも少し下の部分です。イヤリングやピアスをつける方はその位置よりも少し下のところにあります。眼をつまむと痛みを感じたら目が疲れている証拠です。仕事の合間などにマッサージしてみましょう。

【中見出し】膝痛に効くツボ

腰痛がある方は、腰をかばって歩くことによって膝痛が起こる場合があります。膝が痛い時、慢性的な膝痛がある時に刺激しましょう。

  • 神門・・・痛みを緩和する効果が期待できるツボです。
  • 膝・・・神門より少し外側の軟骨の上あたりにあります。

耳つぼの刺激方法             

腰痛や肩こり、頭痛、目の疲れや膝痛などに耳つぼは有効とされています。そこで耳つぼの刺激方法について解説します。

【中見出し】耳つぼを自分で押す

耳つぼを自分で探して押すことは可能です。耳つぼを刺激する前に、耳全体を揉みほぐし、柔らかくしていきます。耳のつけ根部分も揉むと頭皮が緩み血行が良くなります。また揉んだ時に痛みがある、硬いところがある部分は、よく揉みほぐしましょう。

次に腰痛や頭痛など効果を得たいと思っている部分のツボを綿棒でダイレクトに刺激を与えていきます。少し痛みを感じる程度の強さで押すのが基本です。1回2,3分、1日2,3回刺激します。就寝前に耳揉みとツボ押しをするとリラックス効果を得られるので寝つきが良くなり、スッキリと目覚めることができます。

しかし、耳にはツボが密集しているため、正しい位置を把握するのはとても困難で間違えやすいのです。インターネットで検索すれば耳つぼMAPは入手できますが、100以上ものツボがあるため、どこが正しい位置なのかを判断するのは非常に難しいでしょう。ツボの位置を間違えたまま刺激を与え続けても思ったような効果は実感できません。

また自分で刺激すると痛みを避けてしまい、しっかりと刺激を与えられない可能性もあります。

【中見出し】耳つぼアクセサリーで刺激

耳つぼの刺激方法に耳つぼアクセサリーの利用も可能です。仁丹のような小さな粒を耳つぼに貼り、1日数回軽く押して刺激するだけなので、手軽にできるのがメリットでしょう。

見える部分にスワロフスキー製やガラス製、パールなどジュエリーがあしらわれているものもあり、一見ピアスにも見えるのでファッション感覚でつけることができます。比較的安価で購入できるものも多いので、若い方から中高年の方にも人気になっています。

しかし、耳は洗髪後にシャンプーが残りやすく、汗をかきやすい部位でもあります。汚れや皮脂が耳に残っていると、シールがつきにくく剥がれやすくなり、気が付いた時には落ちてなくなっていたということも考えられます。

さらに上手にツボに貼れていない、刺激を与えるはずの粒がずれて逆に痛みを生じてしまうという可能性もあります。

耳の形は人それぞれなので、ツボの位置が思ったところとは違うところだったという可能性もあります。

【中見出し】腰痛の耳つぼ刺激のおすすめ方法

耳つぼ療法は耳つぼを刺激することによって、自己回復力が高まり、身体を元の状態に近づけることができるという概念のもとに成り立っている治療法です。腰痛や、肩こり、頭痛などは局所的な不調ではなく身体全体の不調によって起こるもの、と捉え取り組むことが大切です。

身体全体の不調を整えたいと考えるのであれば、プロによる正しい耳つぼ治療がおすすめです。

耳つぼを綿棒で刺激する、アクセサリーを貼るといった耳つぼの刺激で思ったような効果が実感できなかった場合には、刺激している耳つぼが間違っている可能性があります。

力の加減が難しい、ツボの位置が正しいかわからない、痛みが緩和しないなどの場合には整骨院で耳つぼ治療を体験してみるのも良いでしょう。整骨院は腰痛や肩こり、膝痛、頭痛にも対応でき、耳つぼに関してもプロです。

整骨院で身体の不調を相談しながら、耳つぼ治療に取り組んでみるのも良いでしょう。

まとめ           

腰痛や肩こり、頭痛、目の疲れ、膝痛などが続くと心身ともに疲れてしまいます。耳つぼは全身の縮図とも言われあらゆる部位のツボが存在しています。

自分でツボを刺激するのも良いですが、正しく位置を把握し刺激することが重要です。身体の不調は生活習慣の見直しが必要になります。同時に耳つぼ療法を取り入れることで本来の健康を取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。

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