「首が痛くて回らない!」寝違えの激痛、プロが教える正しい治し方とNG行動
2025.11.28 首周りの痛み「朝起きた瞬間、首にピキッと激痛が走った」
「後ろを振り返ろうとしたら、首が固まって動かない」
「着替えや洗顔をするだけで痛くて、日常生活がつらい…」
誰もが一度は経験したことのある、つらい「寝違え」。
単に「寝方が悪かっただけ」と思われがちですが、その痛みは強烈で、仕事や家事に大きな支障をきたしてしまいます。
「時間が経てば治るだろう」と我慢したり、早く治そうと無理にストレッチをしたりしていませんか?実は、寝違えは初期対応を間違えると、痛みが長引いたり、何度も繰り返す「クセ」になったりする厄介な症状です。
この記事では、なぜ寝違えが起きるのかというメカニズムから、痛めた直後に絶対にやってはいけないNG行動、今すぐできる正しい応急処置、そして私たち専門家による早期回復のためのアプローチまで、詳しく解説していきます。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
- たかが寝違え?実は「首の捻挫」です
- 【要注意】悪化させる「3つのNG行動」
- 今すぐできる!正しい応急処置
- なかなか治らない…それなら「身体の歪み」が原因かも
- 小林整骨院の「寝違え」早期改善アプローチ
- まとめ
たかが寝違え?実は「首の捻挫」です

「寝違え」というのは医学的な病名ではありません。一般的には、睡眠中の不自然な姿勢が続くことで、首や肩の筋肉、靭帯に過度な負担がかかり、急性の炎症を起こしている状態を指します。
わかりやすく言えば、「首が捻挫している」のと同じです。
足首を捻挫したら、腫れて熱を持ち、動かすと痛いですよね。寝違えもまさにその状態で、首の深層部の筋肉や関節包が傷つき、炎症を起こしているのです。
なぜ突然なるの?主な4つの原因
- 不自然な寝姿勢: ソファでうたた寝をしたり、泥酔して変な体勢で寝てしまったりして、長時間首がねじれた状態が続いた。
- 枕が合っていない: 枕が高すぎて首が無理に曲がっていたり、低すぎて頭が安定しなかったりする。
- 極度の疲労と冷え: 疲れやストレスで筋肉がガチガチに硬くなっている状態で、冬場の寒さや夏の冷房で首が冷やされ、血流が悪化していた。
- 内臓の疲れ: 飲み過ぎや食べ過ぎで内臓が疲れると、関連痛として背中や首の筋肉が緊張しやすくなります。
これらが重なった時、朝起きて体を動かそうとした瞬間の「軽微な動作」が引き金となり、限界を迎えた筋肉が悲鳴を上げてしまうのです。
【要注意】悪化させる「3つのNG行動」

寝違えは「初期対応」が命です。早く治したい一心でやっているその行動が、実は回復を遅らせているかもしれません。
痛い方向に無理やり動かす・ストレッチする
「動かさないと固まっちゃう」と思って、痛いのを我慢して首を回したり伸ばしたりするのは絶対にNGです。
捻挫した足首をグリグリ回す人はいませんよね?炎症を起こしている組織を無理に動かせば、傷口を広げ、炎症をさらに悪化させてしまいます。
患部を強く揉む・マッサージする
「凝っているからほぐせば治る」というのも間違いです。寝違えは「こり」ではなく「炎症」です。炎症部分を揉むことは、火に油を注ぐようなもの。防御反応で筋肉がさらに硬くなり、痛みが強くなる可能性があります。
発症直後の長風呂(温める)
ズキズキと脈打つような痛みがある「急性期(受傷直後~48時間程度)」は、患部が熱を持っています。この時期に温めると血流が良くなりすぎて、炎症物質が広がり、痛みがひどくなることがあります。
今すぐできる!正しい応急処置

寝違えの痛みが出たら、まずは以下の手順で対処しましょう。
1. 安静にする
最も大切なのは「動かさないこと」です。痛みの出る動作は極力避けましょう。首にタオルを巻いて顎を支えたり、コルセットを使ったりして、頭の重さが首にかからないように安定させると楽になります。
2. アイシング
ズキズキとした激しい痛みや熱感がある場合は、氷のうや保冷剤をタオルで包み、患部を10~15分ほど冷やしましょう。炎症を抑え、痛覚を麻痺させることで痛みが和らぎます。
※冷やしすぎ(凍傷)に注意し、痛みが落ち着いてきたら冷やすのをやめてください。
3. ツボ押し
首を直接触るのはNGですが、手や足にある「寝違えに効くツボ」を刺激するのは有効です。
- 落枕(らくちん): 手の甲側、人差し指と中指の骨が交わる手前のくぼみ。ここを親指で強めに押しながら、首を少しずつ動かしてみましょう。
なかなか治らない…それなら「身体の歪み」が原因かも

通常、軽い寝違えなら数日で痛みは引いていきます。しかし、
「1週間経っても痛みが残っている」
「頻繁に寝違えを繰り返している」
「背中や腕までしびれてきた」
もしこのような状態なら、単なる筋肉の炎症だけではありません。背景に「骨格の歪み」という根本的な問題が隠れている可能性が高いです。
ストレートネックや猫背、骨盤の歪みがあると、普段から首の筋肉は限界ギリギリまで引っ張られています。その状態では、少しの負担で何度でも寝違えを再発してしまうのです。
小林整骨院の「寝違え」早期改善アプローチ

「一刻も早くこの痛みから解放されたい」
「もう二度と寝違えで悩みたくない」
そんな方は、ぜひ小林整骨院にご相談ください。当院では、痛みの除去から再発予防まで、段階に合わせた専門的な施術を行います。
1. 【急性期】ハイボルテージ療法で「痛みを止める」
触るのも痛いような激痛期には、無理なマッサージは行いません。
プロスポーツの現場でも使われる高電圧治療器「ハイボルテージ」を使用し、深層部の炎症をピンポイントで鎮めます。神経の興奮を抑え、痛みを即効でブロックします。
2. 【回復期】小林式矯正で「首の負担をゼロにする」
痛みが落ち着いてきたら、根本原因へのアプローチを開始します。
寝違えを繰り返す方の多くは、背骨や骨盤が歪んでいます。当院独自の「小林式背骨・骨盤矯正」で全身のバランスを整え、首にかかる負担を構造的に取り除きます。
「首がスムーズに回るようになった!」「背中が軽い!」と、その変化に驚かれるはずです。
3. 【予防】再発させない身体づくり
寝具の選び方や、寝る前の簡単なストレッチ、姿勢の指導など、あなたの生活習慣に合わせたアドバイスを行います。痛みのない快適な朝を迎えられるよう、トータルでサポートします。
まとめ
寝違えは、身体からの「使いすぎ」「歪みすぎ」のサインです。たかが寝違えと放置せず、適切な処置をすることで、回復の早さは劇的に変わります。
「痛くて動けない」という時こそ、専門家の出番です。一人で我慢せず、私たちを頼ってください。小林整骨院は、あなたのつらい痛みに全力で向き合い、最短での回復をお手伝いします。





