スマホ首が「痛い」なら赤信号!薬に頼らず根本から治す方法を解説!

2025.12.22 首周りの痛み

「首の痛みがひどくて、痛み止めが手放せない」
「上を向こうとすると、首の付け根に激痛が走る」
「寝ても覚めても首が重だるく、気分まで鬱々としてくる」

スマホ首(ストレートネック)による不調の中でも、特に「痛み」が強く出ている場合、それは身体からの緊急停止のサインかもしれません。

湿布を貼れば一時的には楽になるけれど、翌日にはまた痛む…。そんな「いたちごっこ」を繰り返していませんか?

その痛み、実は筋肉の問題だけではありません。首の骨そのものが悲鳴を上げている状態なのです。この記事では、なぜスマホ首の痛みがこれほどまでにしつこいのか、その医学的なメカニズムと、痛み止めに頼らずに「痛まない首」を取り戻すためのプロのアプローチについて解説します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

  1. なぜ「スマホ首」はこれほど痛むのか?痛みの正体
  2. 「痛い」を放置するとどうなる?
  3. 痛みが強い時のNG行動と正しい対処法
  4. 今すぐできる対処法
  5. 「痛み」を断ち切るには「骨格」を変えるしかない
  6. 小林整骨院の「即効性」へのこだわり
  7. まとめ

なぜ「スマホ首」はこれほど痛むのか?痛みの正体

「ただ姿勢が悪いだけで、なぜこんなに痛いの?」と疑問に思う方も多いでしょう。スマホ首による痛みには、明確な3つの発生源があります。

1. 筋肉の「虚血」による発痛物質の蓄積

頭の重さは約5kg。スマホを見るうつむき姿勢では、この重さが3~5倍(約20kg前後)にも増幅され、首の後ろの筋肉にのしかかります。

常に強く引っ張られ続けた筋肉は、硬く縮こまり、血管を押しつぶしてしまいます。すると、筋肉への血流が途絶える「虚血状態」になり、酸素不足に陥った筋肉から「ブラジキニン」などの発痛物質が放出されます。これが、ズキズキとする痛みの正体です。

2. 神経の圧迫による鋭い痛み

首の骨(頚椎)の中には、脳から全身へとつながる重要な神経の束が通っています。

スマホ首によって首のカーブが失われると、骨と骨の間隔が狭くなり、クッションである椎間板が押しつぶされます。飛び出した椎間板や、変形した骨が神経に触れると、首だけでなく腕や背中にまで走るような鋭い痛みやしびれを引き起こします(頚椎症性神経根症など)。

3. 骨格の歪みによる関節痛

本来、首の骨は7つの骨が積み木のように重なり、スムーズに動くようになっています。しかし、ストレートネックの状態では、関節の噛み合わせが悪くなり、動かすたびに骨と骨がぶつかったり、関節包(関節を包む袋)に無理な力がかかったりします。これが「上を向くと痛い」「首を回すとゴリゴリ鳴って痛い」という症状の原因です。

「痛い」を放置するとどうなる?

「忙しいから」と痛みを我慢して生活していると、身体は無意識にその痛みをかばおうとします。

その結果、背中は丸まって猫背が悪化し、肩は内側に入り込んで巻き肩になり、バランスを取ろうとして腰が引け、骨盤が後ろに倒れてしまいます。首の痛みをかばった結果、全身のバランスがドミノ倒しのように崩れていくのです。

最終的には腰痛や股関節痛、さらには自律神経失調症など、全く別の不調を引き起こす「負の連鎖」が始まってしまいます。

痛みが強い時のNG行動と正しい対処法

痛い時こそ、間違ったケアで悪化させないことが大切です。

やってはいけないNG行動

まず、痛い方向に無理やり首を動かしたり回したりするのは避けてください。関節や神経を傷つける恐れがあります。また、早く治したいからといって強すぎるマッサージを受けるのも逆効果です。炎症を広げ、防御反応で筋肉をさらに硬くしてしまいます。

さらに、急性のズキズキする痛みがある場合は、長時間の熱い入浴で温めすぎると、血流が良くなりすぎて炎症が悪化することがあるため注意が必要です。

今すぐできる対処法

むちうち

もしズキズキと脈打つような急な激痛がある時は、保冷剤をタオルで包み、10分ほど患部を冷やして(アイシング)炎症を抑えるのが有効です。

痛みが落ち着いている時は、座った状態で「あごを水平に後ろへ引く(二重あごを作るイメージ)」動作を行い、その状態で大きく深呼吸を5回繰り返してみてください。これだけで首への負担が減り、筋肉に酸素を送ることができます。

「痛み」を断ち切るには「骨格」を変えるしかない

マッサージや湿布は、あくまで「結果」として出ている痛みを散らしているに過ぎません。「原因」である頭の位置が変わらなければ、重力がある限り、首への負担はなくならないのです。

この「原因」を取り除くのが、私たち小林整骨院の役割です。

小林整骨院の「即効性」へのこだわり

当院では、痛みに苦しむ患者様に対し、悠長な施術は行いません。「一刻も早く痛みを取り除くこと」、そして**「二度と繰り返さない体を作ること」**に全力を注ぎます。

1. 小林式背骨・骨盤矯正で「頭の置き場所」を変える

当院独自の「小林式矯正」は、首だけをいじる施術ではありません。

頭の重さを支える土台である「骨盤」と、柱である「背骨」の歪みをダイナミックに整えることで、頭が自然と骨盤の真上に乗る状態を作ります。

「頭の置き場所」が正しい位置に戻れば、首の筋肉にかかっていた20kgもの負担は一瞬で消失します。これが、施術直後に「痛みが消えた」「首が軽くなった」と実感していただける理由です。

2. ハイボルテージ療法で深部の炎症を鎮火

手技では届かない、首の深層部にある筋肉や神経の炎症に対しては、プロスポーツ選手も愛用する高電圧治療器「ハイボルテージ」を使用します。痛みの信号をブロックし、組織の修復を劇的に早めることで、つらい痛みを早期に鎮めます。

3. あなた専用の「首を守るプログラム」

施術の効果を持続させるためには、日常生活での使い方が鍵となります。

「スマホを見る時は脇を締める」「枕の高さはこれくらい」といった具体的なアドバイスから、首を支えるインナーマッスルを寝ながら鍛える「EMSトレーニング」まで、あなたのライフスタイルに合わせた再発予防プランをご提案します。

まとめ

「スマホ首の痛みは、現代病だから付き合っていくしかない」
そう諦める必要はありません。痛みは身体からのSOSですが、正しい処置をすれば必ず応えてくれます。

痛み止めでごまかす生活を卒業し、根本から身体を変えてみませんか?

「1回でこんなに変わるんだ!」という驚きと感動を、ぜひ小林整骨院で体験してください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com