突き指の原因や治し方を解説!マレット指・マレットフィンガーとの違いは?

2021.5.18 スポーツ障害 , 手・腕の痛み , 重要おすすめ記事

大阪の整骨院でできる突き指治療とは?

突き指は、多くの方が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。突き指の治療は、病院だけではなく、整骨院でも治療を受けることができます。整骨院では、突き指に対して、どのような治療が行われるのか、詳しく解説していきます。

目次

  1. 突き指の症状や原因
  2. 大阪の整骨院でできる突き指の治療
  3. 突き指とマレット指・マレットフィンガーとの違い
  4. 突き指と骨折の見分け方
  5. 内出血など病院を受診したいケース
  6. 突き指を治療する大阪の整骨院の選び方
  7. まとめ


突き指の症状や原因

突き指は、指のケガを総称した言葉で、指の靭帯や腱、関節、骨などを傷めたケガの総称です。打撲や捻挫などの軽症のものから、靭帯損傷や骨折、脱臼まで突き指にはさまざまなケガがあります。

何かに指を突いてしまったことを突き指といい、結果、捻挫や打撲、骨折や脱臼などに至ります。

スポーツ、特にボールを使った競技などで発生しやすいです。手の指によくみられますが、足の指にも起こります。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

大阪の整骨院でできる突き指の治療

整骨院は医療機関ではないので、医療行為を行うことはできませんが、薬の処方や手術などを行わずに回復を目指すのが整骨院です。

整骨院では、レントゲンで骨に異常ないことが分かっている場合には、応急処置として患部を冷やし、炎症や熱感を抑えます。その後、テーピングやギプス、包帯などで固定します。固定することで、傷めてしまった関節や筋肉が固定され、動かすことによって生じる痛みや負担を軽減します。

これらの治療によって、圧迫されるので内出血も抑えることができ、早期回復を促すことができます。その後、症状が緩和したらサポーターなどを使い再発防止を行います。

整骨院での突き指の施術はテーピングの巻き方、電気療法、マッサージやリハビリ、トレーニングなど丁寧かつ幅広い施術法を使っており、人が本来持っている自然治癒力を最大限まで引き上げるための施術方法で対処していきます。

突き指とマレット指・マレットフィンガーとの違い

マレット指は突き指の結果、指の第一関節(DIP関節)が曲がってしまったまま伸びなくなってしまっている状態です。突き指によって起こるものなのです。そのマレット指は原因によって2つに分かれています。

腱性マレット指

指の先端の骨についている伸筋腱が断裂したもの。痛みはないものの、自力で指の第一関節を伸ばすことができない状態となります。軽い打撲や指を弾くような動作など軽い突き指から起こることがほとんどです。放置すると指の第二関節(PIP関節)の変形が起こります。

安静にしていることが基本で、第一関節を真っすぐに伸ばした状態で保持する装具で固定し、腱の回復を待ちます。

骨性マレット指

指の先端の骨(末節骨)が関節の中で折れている状態です。骨折が原因なので痛みがあります。ある程度は自力で指を伸ばすことができます。バレーボールやバスケットボールなど球技における受傷が多いとされています。

骨性マレット指も保存療法(安静)が基本ですが、骨折の度合いにより手術が必要になるケースもあります。放置しておくと関節が正しくつながらずズレてしまう関節の脱臼を引き起こします。

突き指と骨折の見分け方

突き指は指のケガの総称ですが、多くの場合、軽症のものを突き指と呼んでいることが多く、骨折もその他の指のケガも痛みや腫れの症状があるため、見分けるのは非常に難しいでしょう。

どちらも腫れや熱感、痛みがあるので見分けにくいものの、基本的には骨折の方が痛みや腫れがひどく、数日経過しても痛みは引きません。数日間、痛みが引かないようであれば骨折の疑いがあります。また、指の向きがおかしい、関節ではないところに腫れや強い痛みがある場合も骨折の可能性が高くなります。

突き指の場合は、痛みは約1週間前後で治まることが多いですが、骨折は患部を動かす、力がかかるなどの際に強い痛みがあり、時間経過によって痛みが引くことはありません。

内出血など病院を受診したいケース

突き指は、前述のように指のケガの総称なので、打撲や捻挫などの軽症や、骨折や脱臼など治療期間を要するものまであります。そのため治療期間が2,3日のものもあれば、数か月かかってしまうものもあります。

以下のような症状がある場合は骨折や腱断裂の可能性があるので、放置せず病院を受診しましょう。

  • 指が異常な方向に曲がっている
  • 指を動かすことができない
  • 激痛がある
  • 指が通常時の2倍以上腫れている
  • 内出血がみられる

突き指を治療する大阪の整骨院の選び方

突き指は、ケガの中では比較的症状が軽いものというイメージがあり、脱臼や骨折でなければ整形外科などの医療機関では、しばしば軽視されがちです。そのため、レントゲンで異常がなければ湿布を処方されて治療終了というケースも少なくありません。

また整骨院でも、似たような考え方をしているところや、骨盤や背骨の矯正をメインとしているため、突き指程度では・・・と軽視している院もあります。突き指の治療を整骨院で行いたい場合は、しっかりと選ぶ必要があります。

特に大阪は、整骨院の数が千を超える地域です。突き指の治療に、大阪でどこの整骨院に行けばいいかわからないという方は以下のことを参考に、整骨院を選びましょう。

まず、痛みに対して、痛みの少ない施術で辛抱強く患者の気持ちに寄り添いながら、早期回復はもちろんのこと、より早く日常生活に、スポーツに復帰できるようサポートする整骨院を選ぶことが大切です。

突き指は軽く見られがちですが…

場合によっては痛みが長引いたり、違和感が残ることもあります。できるだけ早く整骨院で施術を受けたほうがよいでしょう。整骨院は土曜日や休日も開いているところも多く、診療時間も病院と比べ早朝や夜間など、営業時間が長い整骨院を選びましょう。

さらに、自宅や学校、職場、最寄り駅などからのアクセスのよい整骨院を選べば、通院することの負担が軽くなります。また、突き指の痛みの度合いは、骨折などに比べ外から見てもわかりづらく、伝わりにくいものです。痛みが長引く場合でも真摯に向き合ってくれ、豊富な経験と高い技術力を持つ整骨院を選ぶことも大切です。

施術している中で、病院での処置が必要な場合にも、それをしっかりと伝えてくれる整骨院も良い整骨院と思って間違いありません。患者のことを第一に考え、治すために力を尽くしてくれる整骨院は、その都度必要な治療を提案してくれます。

大阪に本院を置き、関西地区を中心に全国に展開中の小林整骨院グループは、どの院も豊富な知識、経験、高い技術力を持ったスタッフが施術を行います。多くのスポーツトレーナーを輩出しているので、スポーツ外傷にも長けており、軽い突き指でも力を尽くして施術を行います。

小林整骨院ではスポーツによる痛み、スポーツ外傷でお悩みの方にしっかりとサポートし、アフターフォローも万全を期しています。いつでも小林整骨院にご相談ください。

まとめ

突き指は、ケガの名前ではなく、指のケガの総称です。突き指は軽く見られがちですが、骨折や脱臼を招くこともあるため、しっかりと検査し、治療を行うことが大切です。

痛みが長引くな、痛みはないけど指が曲がっている気がする、などの場合には、早めに治療を行ったほうがよいでしょう。その際は、スポーツ外傷に長けた小林整骨院グループにお任せください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com