腕の付け根が痛い

2022.6.17 四十肩・五十肩 , 手・腕の痛み , 歪み矯正 , 重要おすすめ記事 , 関節痛

皆さんは仕事をされているときや日常生活の時に、腕の付け根(肩~上腕)が痛くなることはありませんか?

  • 仕事で重いものを多く持たれる方
  • スポーツで肩に多く負担がかかる方
  • 整髪時や着替えの時に突然痛くなる

理由は様々ですが、上記のような動作の時に痛める方がほとんどです。今回は腕の付け根の痛みについて、原因や解決策までご紹介させて頂きます。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. 腕の付け根が痛い原因
  2. 自分で出来るケア
  3. 小林整骨院で出来ること
  4. まとめ

腕の付け根が痛い原因

腕の付け根が痛む時は一時的な痛みなら安心ですが、腕の付け根は負担がかかりやすい場所で、重いものを持つ機会が多い場合や筋力低下すると負担がかかりやすく痛めやすい原因にもなります。

腕の付け根の痛みが長引く場合は、腕の付け根の関節や筋肉が損傷して炎症を起こしている可能性があります。そうなってしまうと痛みが治りにくくなることや日常生活にも支障がでる場合があります。

関節が炎症や損傷が起こりやすい下記2つの疾患を解説していきます。

  • 腱板損傷
  • 肩関節周囲炎(五十肩)

腱板損傷

腱板損傷は幅広い年齢層の方がなりやすいですが、特に40歳以上の方はなりやすいです。

肩は関節自体が浅いため不安定で、脱臼や怪我がしやすいですがそれを防ぐために、複数の筋肉に覆われていて関節を守っています。

スポーツや仕事での肩を使う機会が多い方や、特に腕や手を頭よりも高い位置に挙げて繰り返し作業をすることが多いと肩の筋肉に過度な負担がかかります。そうなると肩を守っている筋肉が骨から剥がれてしまい、損傷することで腱板損傷になり肩のきつい痛みの原因にもなります。

肩関節周囲炎(五十肩)

五十肩はご存知ですか?医学的には肩関節周囲炎といいます。

中年以降の方や、特に40歳や50歳以降の方になりやすいです。

加齢により、肩の関節を構成する筋肉や腱、靭帯、関節の動きをよくする袋(滑液包)が老化していくことで、負担がかかりやすくなります。

負担が増えると、関節の筋肉が固まって緊張してしまいます。使いすぎて負担がかかると関節に炎症が起きて肩を動かすと痛みがでる原因になります。

自分で出来るケア

腕の付け根を痛めた直後の時や・慢性的に痛みが続く場合ではケアのやり方が変わってきます。

今回は炎症時・慢性時の2つに分けてケアの方法を紹介していきます。

炎症時

腕の付け根に痛みがでた直後~2・3週間ぐらいまでが炎症期間と言われます。痛めた直後は損傷した部分が熱を持って炎症している状態です。その時のケアはアイシングと安静にすることです。

炎症をしている時に動かす・温めてしまうと炎症が悪化します。炎症を抑えるために安静にして、アイシングをするのが適切です。

慢性時

1か月を経つころには、初めのような痛みや炎症も治まります。炎症が収まると、痛みは残りますが炎症が起きている時みたいに、動かして悪化することは少ないです。過度に動かし過ぎてしまうのは悪化するので厳禁です。

慢性時に肩をずっと安静にして動かさずにいると、関節の筋肉が固まってしまい治りが遅くなり関節の動きが悪くなり動かしにくくなります。

それを防ぐため、無理のない範囲で軽い肩周りや肩甲骨のストレッチ・筋トレをするのがオススメです・

小林整骨院で出来ること

ご自身のケアだけで痛みが完璧に改善するのは難しいケースが多いです。小林整骨院でも肩関節周囲炎や腱板損傷で悩まれて来院される方がいらっしゃいます。そんな方でも施術を受けられて、痛みが改善されていく方も多いです。

今回は小林整骨院で行っている、腕の付け根に対する主な施術の骨格矯正・関節トレーニングの2つを解説させて頂きます。

骨格矯正

痛みの出る原因として、背骨や骨格の歪みがある事で肩や肩甲骨の可動域が制限されます。歪みがきつい場所の筋肉に負担がかかりやすく、負担がかかると筋肉が硬くなり緊張してしまいます。筋肉が緊張した状態だと可動域が悪くなり負担がかかりやすく炎症や損傷している筋肉に負担がかかり痛みが悪化する恐れがあります。

そこで痛みが出にくい身体を作るため、骨格の歪みを治す骨格矯正が必要になります。骨盤~首の骨にかけて歪んでいる骨に刺激を与えてあげることで、人が元々持っている復元力という元に戻ろうとする力を利用して歪みを取り除きます。

関節トレーニング

肩関節周囲炎や腱板損傷は加齢による原因が多いですが、肩~腕の付け根は多くの筋肉が集まっており、どの動きをするにしても筋肉が働きます。

筋肉がバランスよく動いてくれれば良いですが、本来機能しなければならない筋肉がサボる筋肉が出てきます。そうなるとサボっている筋肉の分までカバーしようと、頑張り過ぎる筋肉がでてきて、一部の筋肉に負担がかかりやすくなり、損傷しやすくなります。

肩関節周囲炎や腱板損傷でもサボっている筋肉をトレーニングで刺激してあげることで活動するようになり、頑張る筋肉の負担を軽減でき、肩の痛みの改善にも繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

40代以降の多くの方が肩や腕の付け根の痛みで悩まれている方が多いと思います。

今回の記事を読まれて少しでも悩みの解決の一助になれば幸いです。腕の付け根で悩まれてお困りの方は1度最寄りの小林整骨院までご相談ください。その際は施術家たちが責任をもってお悩み解決のお手伝いをさせて頂きます。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com