ストレートネックの方必見!症状を改善する正しい寝方とは?

2025.6.18 歪み矯正 , 肩こり , 重要おすすめ記事 , 首周りの痛み

ストレートネックは、スマ-トフォンやパソコンの長時間使用が主な原因とされています。症状を改善するには、適切な枕の選び方と寝姿勢が鍵となります。肩や首に負担をかけないよう、高過ぎず低過ぎない枕を選び、仰向けで寝ることがおすすめです。

本記事では、ストレートネックの原因や改善方法を解説します。ストレートネックで悩んでいる方は、記事を参考に改善して、快適な生活を送れるようにしましょう。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. ストレートネックとは?主な症状と原因
  2. ストレートネックの人が寝る際に気を付けるべきポイント
  3. ストレートネック改善におすすめの枕
  4. ストレートネック改善に効果的なストレッチ
  5. まとめ:正しい寝方でストレートネックを解消しよう!

ストレートネックとは?主な症状と原因

巻き肩、猫背の原因とは?

ストレートネックは、緩やかなS字カーブを描く首の骨(頸椎)が、真っすぐになってしまう状態を指します。ストレートネックになると、首や肩に過度な負担がかかり、慢性的な首こりや肩こりを引き起こしやすくなります。姿勢も悪化し、背中や腰の痛みにもつながる可能性が高いです。

首や肩の筋肉が硬直すると、血管が圧迫されて脳への血流が悪化し頭痛やめまい、集中力の低下などの症状が現れる場合があります。このような症状は、デスクワークや事務作業などの仕事効率を著しく低下させ、日常生活の質にも大きく影響を及ぼすため、早期発見と適切な対策が重要です。

ストレートネックの主な原因として、以下の生活習慣が挙げられます。

  • 長時間のパソコンやスマ-トフォン、ゲームの利用
  • 寝る姿勢が良くない

特に長時間同じ姿勢でスマ-トフォンやパソコンを操作し続けると、首の筋肉の機能低下を引き起こし、自然な首のカーブを維持する力が失われていきます。

就寝時の姿勢も重要です。体に負担がかかる姿勢で長時間睡眠をとると、起床時に首の寝違えや痛み、さらには慢性的な不調を引き起こす可能性があります。適切な寝具の選択と正しい寝姿勢の維持が重要です。

ストレートネックの人が寝る際に気を付けるべきポイント

ストレートネックを予防・改善するには、仰向けの姿勢で寝るようにしましょう。横向きやうつ伏せは首への負担が大きく、長時間続けると首・肩のコリや痛みの原因となるため、できるだけ避けることをおすすめします。

仰向けは人間が自然に立っている時の姿勢に最も近く、首の骨が自然なS字カーブを無理なく保てる理想的な姿勢です。仰向けで寝ることで、首だけでなく背中や腰など全身の筋肉に余計な力が入るのを防ぎ、自然な血液循環を妨げることなく、より質の高い睡眠を取れます。

枕の高さにも注意が必要です。高過ぎる枕は首に負担をかけてしまうため、体型や好みに合わせて、最適な高さの枕を選択しましょう。適切な枕の選択と正しい寝方への改善を心掛けるだけでも、首や肩のトラブルの症状緩和や予防に大きな効果が期待できます。

ストレートネック改善におすすめの枕

枕の高さは、ストレートネックを改善するのに重要です。人は多くの時間を睡眠に費やすため、睡眠時の姿勢は健康状態に大きな影響を及ぼします。自分の体型や寝方に合った適切な枕を選び、正しく使用すると首や肩の痛みを効果的に予防したり、体調不調を改善したりすることが可能です。

ストレートネックの改善に良い枕選びには、以下の4つのポイントがあります。

  • 普段の姿勢のまま寝られる(首が床から15度くらい)
  • ほどよい固さ(沈み過ぎない)
  • 平らな形
  • 寝返りが楽にできる

首に良いとされている枕でも、体格や寝る姿勢、好みの硬さなどによって適切な枕は変わります。そのため商品の評価だけでなく、実際に試してみて、自分の体にしっくりくるものを慎重に検討することが重要です。ただし、理想的な枕を見つけるための時間や機会がない方には、手軽な代替案としてバスタオル枕の使用をおすすめします。

バスタオル枕は、家庭用バスタオルをロール状に巻いて作る簡易的な枕です。バスタオル枕を首の下に置き、首の後ろ部分で軽く押し付けるような形で使用すると、ストレートネックを改善できる場合があります。

適切な枕を見つけられない人は、ぜひ一度試してみてください。

ストレートネック改善に効果的なストレッチ

リンパマッサージの効果

姿勢の悪化や長時間のデスクワークによって引き起こされる症状は、正しいストレッチ方法を知ることで効果的に対処できます。適切なストレッチを定期的に行って改善しましょう。

忙しい日常生活の中でも、自宅で簡単にできるストレッチ方法を分かりやすく紹介します。

首回りのストレッチ

ストレートネックを改善するには、まず首のストレッチが重要です。ストレッチを定期的に行って、リラックスした状態を保ちましょう。

首のストレッチのやり方は、以下の通りです。

  1. 首を右か左に向ける
  2. 首を向けた方の反対側の手を胸に置く
  3. 首を後ろに軽く倒して15秒間そのままにする
  4. 反対側も同じように行う

注意としては、ストレッチをする時は上を向かないようにしましょう。首を動かした時に腕にピリピリした痛みやしびれを感じる場合は、すぐに整形外科で診てもらってください。

肩・背中のストレッチ

肩・背中のストレッチは、日常生活での姿勢改善や肩こり解消に効果的です。以下のやり方を試すと、効果的なストレッチができます。

  1. あぐらをかき、壁に背中をつけて座る
  2. 棒を両手で持って、上に高く上げる
  3. 棒をゆっくり下ろして頭の高さまで持ってくる
  4. ゆっくりと最初の姿勢に戻る

運動中は常に背中を壁につけたままにすると、正しい姿勢を保ちながらストレッチを行えます。肩甲骨を意識して動かすと、胸の筋肉が伸び、背中の筋肉が鍛えられます。できるだけ毎日行うことがおすすめです。

まとめ:正しい寝方でストレートネックを解消しよう!

ストレートネックの改善には、正しい寝方を意識することが重要です。適切な枕選びと睡眠姿勢の改善をすると、症状の改善が期待できます。また、就寝前のストレッチや、首の筋肉をリラックスさせるマッサージも効果的です。今回の記事を参考に、ストレートネックを改善してみてください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com