整骨院の四十肩/五十肩の治療とは?効果や保険適用について解説

2020.12.25 おすすめ記事
Pocket
LINEで送る

四十肩/五十肩とは

四十肩や五十肩は、医学的には「肩関節周囲炎」といいます。ある日突然、痛みが起こり、腕が動かしにくくなるのが特徴です。

肩関節周囲炎の中でも、肩関節の変性が起こり、関節部に石灰沈着が進行するタイプを石灰沈着性腱板炎といいます。石灰沈着腱板炎になると、激しい痛みが起こり睡眠を取ることもままならなくなります。

肩関節周囲炎は四十肩や五十肩という名で知られていますが、実際には40歳代から60歳代まで幅広い年代で起こります。若くして発症するケースもあります。

・四十肩/五十肩の特徴    

四十肩、五十肩はある日突然、腕を動かしたときに鋭い痛みが肩に発生するのが典型的な発症パターンです。ほとんどが片側の肩のみに症状が現れます。その後、肩を動かすと痛みが二の腕や手先にも伝わります。

しびれを伴う場合もあり、眠れないほど痛みが強いことも少なくありません。また、肩を上げたり、水平に保つのが難しくなります。以下のような症状が特徴です。

  • 電車やバスでつり革に捕まれない
  • 洗濯物が干しにくくなる
  • 肩より上にあるものが取れない
  • 背中のファスナーが上げられない
  • 寝返りをうつと肩が痛む

など、日常生活に支障をきたしてしまう症状が出ます。肩こりと混同されがちですが、肩こりは筋肉の緊張などから起こるもので、四十肩や五十肩とは明らかに異なります。

・四十肩/五十肩の症状    

四十肩、五十肩の症状は激しい痛みと、肩の可動域が狭くなることが特徴的な症状です。

  • 急性期

急性期は、肩の周辺が重苦しい感じ、鈍痛が起こります。次第に、肩周辺の感覚が鈍くなり、腕にも違和感を感じます。また、首や肩の周辺に張りが出ます。

時間の経過とともに、肩を動かすと痛みが強くなり、ズキズキと疼くような痛みを感じます。朝晩は痛みが強くなり、動いても痛み、何もしないでいても痛みが生じます。夜間時に痛みがあり寝付けず、痛みで目が覚めることも増えてきます。

  • 慢性期

慢性期になると、急性期の痛みが治まるとともに、鋭い痛みから鈍痛へと変化します。過度に動かすと、強いつっぱり感が出ます。

夜間時や安静時の痛みは軽くなりますが、急性期から痛みが強く安静にしている状態が続くため、関節が硬くなり可動域も狭くなります。これを拘縮といいます。痛みのため肩の筋肉を使わないでいると、組織の沈着が起こり、治癒が長引きます。

・四十肩/五十肩の原因    

四十肩、五十肩の原因は、年齢とともに、肩にある関節を覆う膜や骨同士を結びつける役目をする靭帯の柔軟性の低下によるものと考えられています。

また上腕部の筋肉と骨をつなぐ腱板が加齢に伴い、変性して炎症を起こすことも原因と考えられています。

・四十肩/五十肩で困ったときの対処法

急性期は激しい痛みがあるため、腕や肩を動かす時だけではなく、安静時や就寝時にもズキズキと痛みます。そのため、痛みが出ない姿勢を探し、その状態で安静にしていることが一番です。お風呂で温めると痛みが強くなる場合もあるため、温めすぎないようにしましょう。

また、睡眠時は痛みが強く出やすくなるので、枕の高さを調整したり、痛みが強くならない寝方をする必要があります。

  1. 枕の高さを調整する

枕が高すぎると、首や肩の周りの筋肉を引き伸ばすため痛みが増します。逆に低すぎると、首や肩周辺の緊張が高まるため、肩に負担がかかってしまいます。

バスタオルなどを使い、肩の高さを補います。肩の後ろから肘にかけ、高さを足し、支えを作って肩を安定させましょう。

  • 痛いほうは上に、横向きに寝る

肩の関節は体の内側に向いているほうが楽です。横向きになって寝る際には、肩が押し下げられないよう高さを保つことが大切です。

慢性期に入ると、強い痛みは収まるものの、肩の可動域が狭くなります。この時期はあえて肩関節をしっかりと動かすことが大切です。痛みに耐えられる範囲でしっかり動かし、お風呂で温めましょう。

急性期、慢性期ともに、痛みの緩和や動かし方を知っておくことが大切です。効果的な治療を受けたい時には、骨と関節、筋肉のプロである整骨院に相談してみましょう。

・四十肩/五十肩は放置すると治る?

四十肩や五十肩は、肩を動かしてもじっとしていても激痛が起こる状態が数週間続きます。痛みが弱くなると肩が上がらない、回らないなど肩の動きが悪くなります。

数ヵ月から数年の間に自然と痛みや肩の動きの悪さは治まりますが、痛みを我慢して無理に肩を動かすと肩の関節はさらに悪化します。また、動かさずにじっとしていても肩の動きは悪くなっていきます。

このような状態を避けるためにも、四十肩や五十肩になったら、しっかりとした治療を受けることが大切です。

四十肩/五十肩に効果的な治療とは

四十肩や五十肩の治療は病院で受ける、整骨院で施術を受けるなどの選択肢があります。それぞれの治療方法についてご紹介します。

・四十肩/五十肩の病院の治療    

四十肩や五十肩は肩関節周囲炎といいますが、肩が上がらない、動かすと激痛が起こる、痛みで夜に眠れないなどの症状は他の肩のケガや疾病でも出ます。そのため、病院ではレントゲンやCT、MRIなどを用いて検査を行い、診断を行います。

診断後、痛み止めの注射や薬の処方、リハビリなどが行われます。

・整骨院で四十肩/五十肩の治療をする

整骨院では、強い痛みが出ている急性期にはアイシングなどを行い、炎症を抑えていきます。また、慢性期に起こる肩関節の拘縮に対して、固まった関節を痛みのない範囲で動かし、筋肉を緩め、関節の滑りを良くして拘縮を予防していきます。

骨格矯正や猫背矯正などの手技施術や、ハイボルト療法などの電気治療、関節の固定や筋肉の補強のためのテーピング、肩周囲の筋肉を緩めて動かす運動療法、鍼を使い筋肉を緩めて可動域を出す鍼治療など、さまざまな治療方法を行います。

整骨院の四十肩/五十肩の治療方法

多くの整骨院では四十肩、五十肩の治療方法に手技で施術を行い、電気療法や光線療法、鍼、お灸などを用いて治療を行っていきます。リハビリも充実しているので、肩の使い方、動かし方などのアドバイスをしてもらうことができます。

・整骨院の四十肩/五十肩治療は保険が使える?

整骨院は、脱臼、骨折など明らかなケガに対して保険適用です。健康保険を使えるのは、受傷原因の明らかな外傷性のケガのみに限られているのです。

そのため、四十肩、五十肩は全額自己負担となります。場合によっては健康保険が使えることもあるので、整骨院に相談してみましょう。

・整骨院で四十肩/五十肩の治療をするメリット       

整骨院は、病院と異なり、画像検査や薬の処方はできません。しかし、整骨院ならではのメリットもあります。

  • 一人一人に合った治療を行っている

整骨院は視診、触診、生活習慣や運動習慣、体の使い方など最初の問診でしっかりと行います。その後、一人一人に合った治療方法を提案しています。

  • 運動療法がしっかりとしている

四十肩や五十肩は急性期、慢性期ともに、ある程度体を動かしていくことが重要です。しかし、痛みがあると動かすこともままなりません。また、肩の筋肉が拘縮してしまうと、その後の生活にも影響が出ます。

整骨院では、痛みが起こりにくい運動や、拘縮予防のための運動を行い、自宅でできるリハビリ方法もアドバイスしています。

  • 待ち時間が少ない

多くの整骨院は、予約優先制です。病院も予約制のところが多いものの、待ち時間は1,2時間というところがほとんどではないでしょうか。整骨院は待ち時間はかなり少ないので、安心して通院できます。

  • 平日の夜遅くまでや、土日営業をしているところが多い

病院は、平日は早く閉院し、土曜日は午前中のみ、日曜祝日は休診というところが多いです。それに対して、多くの整骨院は平日19時くらいまで営業しており、土日も営業しています。四十肩や五十肩の治療を受けたくても、仕事などで時間がなく病院に通院できない方は整骨院がおすすめです。

整骨院の中でも、大阪に本院がある小林整骨院はこれらのメリットを兼ね備えています。関西地区を中心に全国に展開中の整骨院グループです。

小林整骨院は一人一人に合ったオーダーメイド施術を行っています。事前に必ず状態を詳しく問診し、視診、触診、生活習慣、運動習慣、骨格の歪み具合などをチェックし、施術プランを提案しています。

トレーニング設備も用意されているので、四十肩、五十肩の拘縮予防のためのリハビリトレーニングにも利用できます。リハビリメニューも一人一人に合った方法を提案しており、日常生活での体の動かし方、肩の使い方などのアドバイスも受けられます。

平日は19時~20時まで、どの院も営業しています。土曜日も営業しているので、時間がなく忙しい方も通院しやすいです。

日本を発祥とした独自の治療法である小林式背骨骨盤矯正法は30年前に開発されました。現在も進化し続けている治療法で、背骨や骨盤の歪みを正すことで、人が本来持つ自然治癒力を最大限まで回復させるプログラムです。

四十肩、五十肩の改善のためには、全身の骨格や筋肉を矯正し、身体の歪みを正すことが大切です。姿勢が悪いまま肩だけ治療をしても、治療効果は上がりにくいです。小林整骨院の施術は四十肩、五十肩の治療にも有効な施術法です。

四十肩、五十肩の治療、急性期の痛み緩和、慢性期の拘縮予防のためにも、ぜひ一度、小林整骨院にご相談ください。

まとめ

四十肩、五十肩は急性期、慢性期を経て痛みがなくなっていく場合がほとんどです。しかし、回復するまでに半年以上痛みが続くことが多く、動かすことができないため、関節はどんどん硬くなり可動範囲が狭くなってしまいます。そのため放置していると、回復が遅くなります。

四十肩や五十肩は、治るまで少し時間がかかるものの、焦らずゆっくりと治療を続けることが大切です。自己判断で温めたり、冷やしたり、運動をすると治りが悪くなる可能性があるため、しっかりと治療を受けましょう。

早め早めの対処が大切となるため、自己診断せず、整骨院に相談しましょう。

Pocket
LINEで送る