突然のぎっくり腰!整骨院が教える応急処置と正しい対処法

2025.9.17 重要おすすめ記事

「グキッ!」という衝撃とともに、その場に崩れ落ちるほどの激痛。ぎっくり腰を経験した多くの方が、そのつらさと「また動けなくなったらどうしよう」という不安を抱えています。実は、発症直後の対応を間違えると回復が遅れるだけでなく、痛みを繰り返す「癖」になってしまうことも。

この記事では、体の専門家である整骨院が、正しい応急処置から再発させないための根本改善までを徹底解説します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

  1. ぎっくり腰の正体とは?
  2. ぎっくり腰の主な原因
  3. 【整骨院推奨】ぎっくり腰の応急処置と対処法
  4. ぎっくり腰でやってはいけないNG行動
  5. ぎっくり腰は整骨院へ行くべき?受診の目安
  6. 小林整骨院のぎっくり腰施術
  7. まとめ:ぎっくり腰の再発予防と整骨院での根本改善

ぎっくり腰の正体とは?

「魔女の一撃」とも呼ばれるぎっくり腰は、突然腰に激痛が走る症状の通称です。正式名称は「急性腰痛症」と言い、腰部の筋肉や靭帯、関節などが損傷し、炎症を起こしている状態、つまり「腰の捻挫」と考えると分かりやすいでしょう。

ぎっくり腰は重い物を持った時だけでなく、くしゃみや洗顔など、日常の些細な動作でも発症します。一度経験すると再発しやすいとも言われており、癖になる前に原因を特定し、適切な対処を行うことが非常に重要です。

この記事では、その正しい知識と対処法を専門家の視点から詳しく解説します。

ぎっくり腰の主な原因

ぎっくり腰の引き金は様々ですが、多くの場合、複数の要因が積み重なって発症します。ご自身の生活習慣に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。

筋肉の疲労蓄積

日々のデスクワークや立ち仕事などで腰の筋肉に疲労が溜まると、筋肉が硬くなり、柔軟性が失われます。この状態で急な負荷がかかると、筋肉や筋膜が損傷し、ぎっくり腰を引き起こすことがあります。

急な、または不用意な動作

重い物を持ち上げる、急に体をひねる、といった動作はもちろん危険です。それ以外にも、くしゃみや咳、ベッドから起き上がる、床の物を拾うといった何気ない動作が、準備のできていない腰に大きな負担をかけ、発症のきっかけとなるケースは少なくありません。

骨盤の歪み

体の土台である骨盤が歪んでいると、体のバランスが崩れ、腰の筋肉や関節に常に余計な負担がかかります。この状態が続くと、筋肉が過緊張を起こし、些細なきっかけでぎっくり腰を発症しやすくなります。

筋力不足や血行不良

体幹を支える腹筋や背筋の筋力不足は、腰への負担を増大させます。また、ストレスや体の冷えは血管を収縮させ、筋肉への血流を悪化させます。血行不良で硬くなった筋肉は、ダメージを受けやすい状態にあると言えるでしょう。

【整骨院推奨】ぎっくり腰の応急処置と対処法

突然の激痛で動けなくなったら、まずは慌てず、これから紹介する応急処置を行ってください。初期対応を正しく行うことで、その後の回復が大きく変わってきます。

ステップ1:まずは安静にする

発症直後は、何よりもまず安静が第一です。無理に動こうとすると、炎症を悪化させてしまう可能性があります。横向きに寝て膝を軽く曲げる「胎児のような姿勢」など、ご自身が最も楽だと感じる体勢を見つけて、しばらく休みましょう。

ステップ2:炎症部分を冷やす(アイシング)

患部は炎症を起こして熱を持っているため、冷やすことで炎症と痛みを抑える効果が期待できます。氷のうや保冷剤などをタオルで包み、痛む部分に15~20分ほど当ててください。感覚がなくなってきたら一度離し、また痛みが出てきたら冷やす、というのを繰り返します。

ステップ3:コルセットやさらしで固定する

もし自宅にコルセットや骨盤ベルト、さらしなどがあれば、腰部を固定するのも有効です。腰が安定し、不意な動きによる痛みの再発を防ぐことができます。ただし、強く締めすぎると血行が悪くなるため、適度な固定力に調整しましょう。

ぎっくり腰でやってはいけないNG行動

良かれと思ってやったことが、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。特に発症から2~3日の急性期は、以下の行動を避けるようにしてください。

NG行動1:自己判断でのマッサージやストレッチ

痛みを感じる部分を揉んだり、無理に伸ばしたりするのは絶対にやめましょう。炎症を起こしている筋肉や組織をさらに傷つけ、症状を悪化させる原因になります。マッサージやストレ-ッチは、炎症が治まり、専門家の指導のもとで行うべきものです。

NG行動2:長時間の入浴やカイロで温める

腰痛には温めるイメージがあるかもしれませんが、それは慢性腰痛の場合です。炎症が起きている急性期のぎっくり腰を温めると、血行が促進されて炎症が広がり、痛みがさらに強くなる可能性があります。入浴はシャワーで軽く済ませましょう。

NG行動3:痛みを我慢しての無理な活動

「少し動いた方が早く治るのでは?」と考える方もいますが、それは間違いです。痛みは体からの危険信号です。痛みを我慢して仕事や家事を続けると、回復が遅れるだけでなく、他の部位をかばうことで新たな痛みを引き起こすことにもなりかねません。

ぎっくり腰は整骨院へ行くべき?受診の目安

適切な応急処置で痛みが少し和らいできたら、次のステップとして専門家による施術を検討しましょう。どのタイミングで受診すればよいか、その目安を解説します。

受診のタイミング

痛みのピーク(発症後1~2日)が過ぎ、少しでも自力で動けるようになったら、できるだけ早い段階で整骨院を受診することをおすすめします。専門家が体の状態を正確に判断し、回復を早めるための適切な施術を行ってくれます。

注意:こんな症状はまず病院(整形外科)へ

ただし、以下の症状が見られる場合は、単なるぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアなど重篤な疾患の可能性も考えられます。その場合は整骨院ではなく、すぐに病院(整形外科)を受診してください。

  • 足に力が入らない、感覚が麻痺している
  • 足先まで広がる強いしびれがある
  • 尿が出にくい、便失禁してしまう(排尿・排便障害)

小林整骨院のぎっくり腰施術

小林整骨院では、ただ痛みを抑えるだけでなく、痛みの根本原因にアプローチし、再発しない体づくりを目指します。小林整骨院ならではの専門的な施術の流れをご紹介します。

1. 丁寧なカウンセリングと検査で原因を特定

まず、どのような状況で痛みが発生したのかを詳しくお伺いします。その後、体の動きや歪みを細かくチェックし、痛みの直接的な原因だけでなく、ぎっくり腰の引き金となった根本的な問題(骨盤の歪み、筋肉のバランスなど)を正確に見つけ出します。

2. 炎症を抑えるための専門施術

炎症が強い急性期には、まず痛みと炎症を抑えることが最優先です。当院では、プロスポーツ選手も使用する「ハイボルテージ」などの特殊な電気治療器を用い、手技では届かない深層の炎症に直接アプローチし、早期の鎮痛を図ります。

3. 根本原因にアプローチする骨格・骨盤矯正

痛みが少し落ち着いたら、根本原因である体の歪みを整える施術に移行します。小林整骨院グループが得意とする骨格・骨盤矯正は、体の土台である骨盤を正しい位置に戻し、腰にかかる負担を軽減させ、ぎっくり腰を再発させない体へと導きます。

4. 再発予防のためのアフターフォロー

施術の効果を長持ちさせ、再発を防ぐためには、ご自身の生活習慣を見直すことも大切です。当院では、一人ひとりの体の状態に合わせて、日常生活での注意点や、ご自宅で簡単にできるストレッチ、体幹トレーニングなどを丁寧に指導します。

まとめ:ぎっくり腰の再発予防と整骨院での根本改善

この記事では、ぎっくり腰の原因から応急処置、そしてNG行動について解説しました。ぎっくり腰は一度なると再発しやすい厄介な症状です。痛みが引いた後も、根本的な原因である体の歪みや生活習慣が改善されなければ、何度もつらい痛みを繰り返すことになります。

その場しのぎの対症療法ではなく、専門家による根本改善を目指しませんか。小林整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた最適な施術プランをご提案します。そのつらい痛み、我慢せずにぜひ一度私たちにご相談ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com