美容鍼の効果はいつまで続く?持続期間の目安と長持ちさせるポイントを解説
2025.9.3 美容 , 重要おすすめ記事 , 鍼治療
美容鍼(びようばり・びようしん)は肌に内側からアプローチし、肌のさまざまなお悩みの解消や改善を目指せる施術です。美容鍼の施術を受けると、効果はどの程度持続するのでしょうか。
本記事では美容鍼に期待できる効果や効果の持続期間、持続期間に影響する要因などを解説します。効果を長持ちさせるセルフケア方法もご紹介するので、これから美容鍼を受ける方やはもちろん、すでに施術を受けている方もぜひ参考にしてみてください。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
- そもそも美容鍼とは?期待できる効果
- 美容鍼の効果はどれくらい持続する?初回と継続した場合の違い
- 美容鍼の効果の持続期間に影響する要因
- 美容鍼の効果を長持ちさせるためのセルフケア方法
- まとめ:美容鍼の効果を持続させて、理想の肌状態をキープしよう
そもそも美容鍼とは?期待できる効果

美容鍼(びようばり・びようしん)は、美肌効果や肌トラブルの改善が期待できる鍼治療の一種です。
東洋医学に基づいた鍼治療は、鍼で全身のつぼや筋肉に刺激を与えることにより、血行促進効果や凝り固まった筋肉をほぐす効果が期待できます。辛い症状の緩和や免疫機能の向上、自律神経の調整を目的としているのが特徴です。
一方、美容鍼は美容に特化しており、肌本来が持つ力を引き出すことを目的としています。血行の改善によって肌のターンオーバーを活性化させ、むくみの改善を促す他、筋肉をほぐすことでたるみやシワ、ほうれい線を目立たなくする効果が期待できるのが特徴です。
美容鍼は、エステやスキンケアコスメによるセルフケアと異なり、肌の内側にアプローチできるのがメリットです。内側からアプローチすることで、比較的早く効果が実感できるといわれています。ただし、効果には個人差があります。
美容鍼の効果はどれくらい持続する?初回と継続した場合の違い
前述した通り、美容鍼は比較的早く効果が期待できる施術ですが、その効果がずっと続くわけではありません。
美容鍼の効果の持続期間は、3日から2週間程度といわれています。効果の持続期間に幅があるのは、施術を受ける方の体質や肌の状態により個人差があるからです。また、施術を受ける回数によっても効果の持続期間は変わってきます。
一概にはいえませんが、初めて美容鍼を受ける方よりも、継続的に施術を受けている方の方が効果が長く持続する傾向にあります。回数を重ねるほど肌の状態が整って、より長く効果が続くようになるので、定期的に施術を受けるのがおすすめです。
一般的に施術後の肌の状態を整えるには、最初の3〜5回は数日〜1週間に1回程度、その後は3〜4週間に1回程度の頻度で通うのが理想的とされています。整骨院や鍼灸院によって推奨される頻度は異なるため、カウンセリングで相談してみると良いでしょう。
美容鍼の効果の持続期間に影響する要因

美容鍼の効果の持続期間は体質や肌の状態による個人差がありますが、生活習慣も効果の持続期間に影響する要因です。
施術によって血行が促進されても、日常生活で身体を冷やす習慣があると、血行が滞りやすくなってしまいます。例えば、身体を冷やす食品を頻繁に食べる方、入浴をシャワーだけで済ませてしまう方、冷房の効いた部屋で長時間過ごす方などは、身体が冷えやすいため注意が必要です。猫背などの悪い姿勢も、血流を妨げる要因となります。
栄養バランスの悪い食生活や水分不足も、美容鍼の効果の持続期間に影響する要因です。さらに、ストレスがたまると自律神経の乱れにつながり、血行不良やホルモンバランスの崩れを引き起こす場合があるため、美容鍼の効果の持続期間に大きな影響を与えます。
また、十分な睡眠が取れていないと、睡眠中に多く分泌される成長ホルモンの分泌量を減少させる原因にもなります。成長ホルモンの分泌量が減ると、肌の修復が妨げられるので、美容鍼の効果の持続にも影響が出てしまうでしょう。睡眠不足はストレスの原因にもなるため注意が必要です。
美容鍼の効果を長持ちさせるためのセルフケア方法

美容鍼の効果を長持ちさせるには、保湿を重視したスキンケアを心掛けましょう。
特に施術直後は肌のターンオーバーが促進されており、スキンケアの効果を実感しやすいタイミングです。スキンケアを行う際は、まず化粧水でたっぷりと潤いを与えた後、乳液やクリームで水分を閉じ込めましょう。スキンケアで肌の外側から状態を整え、施術によって内側からアプローチすることで、相乗効果が期待できます。
肌をダメージから守るために、日焼け止めなどで紫外線対策を徹底することも、美容鍼の効果を長持ちさせるために欠かせません。
またスキンケアに加え、以下のポイントも意識してみてください。
- 身体を冷やす習慣の改善
- 姿勢の改善
- 栄養バランスの取れた食事
- 小まめな水分補給
- ストレス発散
- 質の良い睡眠
自宅でできるセルフケアとして、鍼シールの使用もおすすめです。鍼シールは、シールに小さな鍼がついているもので、美容鍼ほどの効果は期待できないものの、効果の持続をサポートするアイテムとして活用できます。
鍼シールを使用する際は、必ず使用説明書に従いましょう。使用前には手を清潔にし、貼る部位を消毒した上で、肌に対して垂直になるように貼り付けます。長時間貼りっぱなしにするのはNGです。万が一、使用中に肌に違和感や異常が生じた場合は、すぐに使用を中止してください。
まとめ:美容鍼の効果を持続させて、理想の肌状態をキープしよう

美容鍼は即効性が期待できる施術ですが、一度の施術で半永久的に効果が持続するわけではありません。個人差はありますが、効果の持続期間は通常3日から2週間程度とされています。回数を重ねるほど、効果が持続しやすくなるので、定期的に施術を受けることがおすすめです。 ご紹介した通り、美容鍼の効果の持続期間には、生活習慣や普段のスキンケアも影響します。本記事を参考にして、適切なセルフケアを行い、できるだけ長く美容鍼の効果を持続させましょう。