耳つぼは肩こりや頭痛にも効果的?ツボ位置とマッサージ方法

2020.4.28 おすすめ記事 , 耳つぼダイエット
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耳はつぼの集中している部位

耳は全身の縮図であると言われることがあるように、耳には全身の臓器に対応するツボがたくさんあります。耳つぼを刺激するマッサージや鍼治療、灸などの施術方法は多くの人に利用されています。耳つぼ療法は中国、フランス、アメリカなどでも行われています。

ツボは古くから中国に伝わる東洋医学の基本的概念です。身体を巡るエネルギーを経絡(けいらく)と呼び、ツボ(経穴)は経路の主要箇所をいいます。経絡を線路とするとツボは駅です。

経路が何らかの原因で滞ると経穴に悪い気や血がたまり、様々な症状が身体に現れます。これを改善するためにツボマッサージや鍼灸などを施し気や血流をスムーズにするのがツボ治療です。

ツボは全身にあり、約365個あるとされています。WHO(世界保健機関)によって1989年にツボの名称が統一されています。

耳つぼによって効果が異なる      

耳つぼはたくさんありますが、ツボによって効果が異なります。耳つぼの中でも自律神経系のツボはとても多く存在しています。耳たぶを含めた耳の外側部分は自律神経の交感神経のツボが、耳の穴を中心とした中心部には自律神経の副交感神経のツボが集まっています。そのため耳の外側と中心部をマッサージしたときでは、得られる効果は異なるのです。

肩こりや頭痛に効果的な耳つぼも

耳つぼはさまざまな不調に対応することからサロンでの耳つぼマッサージをはじめ、整骨院や鍼灸などでも耳つぼ施術法は利用されています。また中国では国立病院が病気に対する治療法として耳つぼ療法を取り入れています。

肩こりや頭痛に対応する耳つぼもあり、対応する耳つぼのマッサージ、ツボ押し、鍼灸などで改善や軽減の効果が期待できます。

肩こりに効果のある耳つぼと位置

肩こりの原因は多く人によってさまざまです。その中でも「同じ姿勢を長時間続けていること」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」が大きな原因とされています。これらは肩こりの4大原因と言われていますが、共通しているのは血流の停滞です。肩こりは肩周辺の筋肉が凝り固まることで血流が悪くなり起こることが多いのです。

眼精疲労は目や肩周辺の血流を滞らせ肩こりをもたらします。運動不足は筋力低下、血行不良を起こし肩こりを招きます。ストレスは自律神経の交感神経が優位になり、血流が悪くなり肩こりをもたらすのです。

耳には肩こりに効果がある耳つぼがいくつかあり、肩こりの原因となる頭痛に対応する耳つぼもあります。

肩こりの耳つぼ

肩こりに効果がある耳つぼはいくつかあります。耳たぶの上部や外側の部分周辺には肩こりに効くツボが集中しており「肩こり帯」と呼ばれています。

  1. 神門・・・耳の上の方にある軟骨のくぼみのあたりにあります。自律神経を整える効果があるツボで、イライラを抑えストレスによる血流の滞りを改善し、血行を促す効果が期待できます。1日に2~3回神門を揉みほぐしましょう。
  • 肩こり帯・・・耳の外縁で耳の縁の真ん中から少し下にあります。肩こり帯は眼精疲労から起こる肩こりに特に効果的とされています。パソコン作業やデスクワークの方は意識してつまんだり、ほぐしたりを2,3分程度行ってみましょう。両耳を同時に刺激すると良いです。
  • 肺・・・耳の穴の外側のくぼみにあります。肺をもみほぐすと、肩こりから起こる眼精疲労、吐き気、頭痛にも効果があるといわれています。

頭痛の耳つぼ

肩こりによる頭痛に効果が期待できる耳つぼは神門と頭痛帯が代表的です。

  1. 神門・・・イライラを抑制し痛みを和らげる効果が期待できます。ストレス緩和作用もあります。
  • 頭痛帯・・・耳の穴の横にある頭側の軟骨の部分です。頭痛帯をマッサージや刺激を与えることで頭痛の緩和効果が期待できます。

肩こりのときの耳つぼのマッサージ方法

耳つぼマッサージには自分で行うマッサージ方法や、耳つぼアクセサリーなどいくつかの方法があります。肩こりの軽減や改善効果が期待できる耳つぼのマッサージ方法をご紹介します。

セルフマッサージ  

耳の形は人それぞれ違うので、鏡を見ながらどの部分をマッサージすればよいのか確認してから行いましょう。

耳つぼを刺激する前に、はじめにしっかりと耳全体を揉み柔らかくしておくと運動前のストレッチと同じ役割をします。柔らかくしておくと次に行うマッサージ効果もあらわれやすくなります。

最初は弱めに刺激し、慣れてきたら力加減をしてイタ気持ちいと感じる程度の刺激を与えながらマッサージしてください。

耳マッサージの手順

  1. 両耳を指全体で軽く揉みます。
  2. 上、下、横に5秒くらい軽く引っ張ります。
  3. 耳を横に引っ張りながら後ろに5回回します。
  4. 耳を手のひらで包み折り曲げて5秒キープします。

マッサージ中、痛みを感じるところはよく揉みほぐしましょう。寝る前にマッサージするとリラックス効果が得られるので寝つきも良くなります。できれば毎日マッサージすると、毎日耳に触れることになるので、耳が硬い、柔らかいなどの変化に気づくようになります。耳が硬くこわばっている時には生活習慣を見直してみるとよいでしょう。

耳つぼの押し方

次に肩こり、頭痛に効果があるツボを押していきます。神門は肩こり、頭痛どちらにも効果が期待できるので意識して押しましょう。次に肩こりの悩む場合は肩こり帯、肺を、頭痛に悩む場合は頭痛帯を押していきます。

  1. 鏡を見ながら、神門、肩こり帯、肺、頭痛帯の位置を確認します。
  2. 爪楊枝の背の部分や綿棒など先端が尖り過ぎず丸みのあるものを使い耳つぼを刺激します。少し痛みを感じるけれど気持ちもよい程度の力加減で押すのがポイントです。

1日5回くらい行いましょう。入浴後など全身が柔らかく血流が良い時に行うとより効果的です。

耳つぼアクセサリー          

耳つぼアクセサリーはシールの裏にチタン製の小さなボールが貼られているものです。そのチタンボールが貼られたシールにジュエリーをつけたのが耳つぼアクセサリーです。耳つぼアクセサリーは耳つぼをピンポイントで刺激できるというメリットがあります。

耳つぼアクセサリーはファッション感覚で身に着けらるほどおしゃれなものが多く、一見ピアスに見えるものもたくさんあります。

スワロフスキー製のものやガラス製のもの、パールなどジュエリーの種類も豊富ながらかわいいデザインのもの、様々な形に加工されている物もあり、比較的安価で購入できるタイプが人気です。

貼った部分を一日に数回押してツボに刺激を与えるだけなので気軽に使えます。3,4日使用し、交換すればジュエリーは何度でも使用できます。

整骨院での施術

セルフマッサージや耳つぼアクセサリーは自分で簡単に耳つぼを刺激できるというメリットがあるものの正しいツボの位置を把握し刺激できなければ効果が実感しにくいというデメリットもあります。なかなか肩こりや頭痛が改善しないという場合にはツボの位置が間違っている可能性があります。

アクセサリータイプの場合には上手に貼れていない、刺激を与える粒がずれて逆に痛みを感じてしまうなどの可能性もあります。耳の形は人それぞれなので、ツボの位置も思ったところとは違うところにある可能性もあるのです。

耳つぼを刺激して肩こりや頭痛の改善効果を期待しているのであれば、最初はサロンや整骨院で耳つぼマッサージの施術を体験してみるのもおすすめです。整骨院、鍼灸院は東洋医学に関してプロでもあります。整骨院の中にも鍼灸を行っているところも多く存在します。

まとめ       

ツボは全身に存在し、特に耳には数多くのツボが集中しているので、肩こり、頭痛に合ったツボを刺激すると軽減、改善の効果を見込めるでしょう。

セルフマッサージの方法はたくさんありますが、自分が気持ちよいと感じることが一番です。セルフマッサージをしても改善しない場合には、整骨院での耳つぼメニューを体験してみてはいかがでしょうか。正しい耳つぼの位置を把握する良い機会にもなるでしょう。

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