ストレートネックは整骨院で改善できる?原因からセルフケアまで解説

2025.9.24 重要おすすめ記事

パソコンやスマートフォンが手放せない現代、多くの人が首や肩の慢性的なこり、原因不明の頭痛に悩んでいます。マッサージを受けても一時的に楽になるだけですぐに再発してしまう…そのしつこい不調、実は首の骨のカーブが失われる『ストレートネック』が原因かもしれません。

放置すると様々な問題を引き起こすこの現代病について、専門家である整骨院が根本改善への道を徹底解説します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

ストレートネックとは?

  1. ストレートネックとは
  2. ストレートネックの主な原因
  3. ストレートネックの主な症状(違和感・痛み)
  4. 自分でできるストレートネック対策とセルフケア
  5. ストレートネックは整骨院へ行くべき?受診の目安
  6. 小林整骨院のストレートネック施術
  7. まとめ:つらいストレートネックは我慢せず、専門家にご相談ください

ストレートネックとは

「スマホ首」とも呼ばれ、現代病の一つとされるストレートネック。本来、首の骨(頸椎)は緩やかなカーブを描いていますが、そのカーブが失われ、まっすぐになってしまった状態を指します。このカーブは、重い頭を支えるクッションの役割を果たしており、失われると様々な不調を引き起こします。

なぜ「スマホ首」と呼ばれるのか

ストレートネックが「スマホ首」と広く呼ばれるのは、その最大の原因がスマートフォンの長時間利用にあるためです。うつむいた姿勢を続けることで、首への負担が増大し、頸椎のカーブが失われていきます。この記事では、ストレートネックの危険性と、専門家が推奨する正しい改善法について詳しく解説します。

ストレートネックの主な原因

ストレートネックは、特定の病気ではなく、日々の生活習慣の積み重ねによって引き起こされることがほとんどです。ご自身の生活に、以下のようなリスクが潜んでいないか確認してみましょう。

長時間のスマートフォン・PC利用

最も大きな原因は、うつむき姿勢での長時間の作業です。スマートフォンを見る時、人の頭は平均して約60度傾くと言われ、その際に首にかかる負担は20kg以上にもなります。この状態が日常的に続くと、首周りの筋肉が常に緊張し、頸椎のカーブが徐々に失われていきます。

合わない枕の使用

睡眠は体を休ませる重要な時間ですが、枕の高さが合っていないと、首に大きな負担をかけ続けることになります。特に、高すぎる枕は首のカーブを不自然な形にし、ストレートネックを助長する原因となります。朝起きた時に首や肩に痛みを感じる場合は、枕を見直す必要があるかもしれません。

日常的な姿勢の悪さ

猫背や巻き肩など、普段からの悪い姿勢もストレートネックの大きな原因です。背中が丸まると、バランスを取るために頭が前方へ突き出す形になります。この頭部前方突出の姿勢は、首や肩の筋肉に常に過剰なストレスをかけ、頸椎の正常なアライメントを崩してしまいます。

ストレートネックの主な症状(違和感・痛み)

ストレートネックは、単に首の形だけの問題ではありません。頭を支えるクッション機能が失われることで、神経や血管が圧迫され、全身に様々な不調を引き起こす可能性があります。以下のような症状に心当たりはありませんか?

首や肩の慢性的なこり・痛み

最も代表的な症状が、首や肩、背中にかけての慢性的なこりや痛みです。頭の重さを首周りの筋肉だけで支えなければならなくなるため、筋肉が常に過緊張状態となり、血行不良を引き起こします。これにより、何をしても取れない頑固なこりや痛みが生じます。

頭痛・吐き気・めまい

首の筋肉が硬直すると、その中を走っている血管が圧迫され、脳への血流が滞ることがあります。これが、緊張型頭痛やめまいの原因となります。また、首周りの神経が刺激されることで、吐き気や自律神経の乱れに繋がるケースも少なくありません。

手のしびれや自律神経の乱れ

症状が進行すると、首から腕へ向かう神経が圧迫され、腕や手にしびれが生じることがあります。さらに、首には全身の機能をコントロールする自律神経が集中しているため、そのバランスが乱れることで、原因不明の倦怠感や不眠、気分の落ち込みといった様々な不調が現れることもあります。

自分でできるストレートネック対策とセルフケア

専門家による施術を受ける前に、ご自身で症状を緩和し、悪化を防ぐためにできることもあります。ただし、強い痛みやしびれがある場合は無理に行わず、専門家にご相談ください。

正しい姿勢を意識する

最も重要なのは、日常生活での姿勢改善です。PC作業中はモニターを目の高さに合わせ、椅子に深く腰掛けて骨盤を立てることを意識しましょう。スマートフォンは目の高さまで持ち上げて操作し、長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに休憩を挟むことが大切です。

簡単なストレッチを取り入れる

硬くなった首や肩周りの筋肉をほぐすストレッチも有効です。

  • 胸鎖乳突筋のストレッチ: 片手で鎖骨の下を押さえ、首をゆっくりと反対側の斜め後ろに倒し、15秒キープします。
  • 肩甲骨のストレッチ: 両手を前で組み、背中を丸めながら腕を前方に伸ばします。次に、背中側で手を組み、胸を張るように腕を後ろに引きます。
    いずれも、痛みを感じない範囲で、ゆっくりと呼吸をしながら行ってください。

ストレートネックは整骨院へ行くべき?受診の目安

セルフケアを続けても改善が見られない、または症状が多岐にわたる場合は、専門家による体のチェックと施術を受けることを強くおすすめします。

セルフケアで改善しない場合

ストレッチや姿勢改善を試みても、首や肩のこり、頭痛などが一向に改善しない場合は、すでに筋肉の緊張や骨格の歪みが慢性化している可能性があります。このような状態は、専門的なアプローチでなければ根本的な改善は困難です。

小林整骨院のストレートネック施術

当院では、その場しのぎの対症療法ではなく、ストレートネックの根本原因にアプローチし、再発しない健康な体づくりをサポートします。

1. 丁寧なカウンセリングと姿勢分析

まず、お客様の症状や生活習慣を詳しくお伺いし、最新の機器を用いて姿勢の写真を撮影します。客観的なデータに基づいて体の歪みを正確に分析し、なぜストレートネックになってしまったのか、その根本原因を分かりやすくご説明します。

2. 筋肉の緊張を和らげる専門施術

長年の負担で硬直してしまった首や肩周りの筋肉を、手技や特殊な電気治療器(ハイボルテージなど)を用いて深層から的確に緩めていきます。これにより、血行を促進し、痛みやこりの原因となっている筋肉の過緊張を効率的に取り除きます。

3. 根本原因にアプローチする骨格・骨盤矯正

ストレートネックは首だけの問題ではありません。体の土台である骨盤や背骨全体の歪みが、結果として首に負担をかけています。小林整骨院グループの骨格・骨盤矯正は、この根本的な歪みを整え、頭が正しい位置に乗るように全身のバランスを調整します。

4. 再発予防のための生活指導

施術によって良い状態になった体を維持するため、ご自宅でできる簡単なストレッチや正しい姿勢の保ち方、枕の選び方など、一人ひとりの生活スタイルに合わせた具体的なアドバイスを徹底して行い、再発予防までをトータルでサポートします。

まとめ:つらいストレートネックは我慢せず、専門家にご相談ください

この記事では、ストレートネックの原因や症状、そしてご自身でできる対策について解説しました。ストレートネックは放置すると、痛みやこりだけでなく、頭痛や自律神経の乱れなど、心身に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

もしセルフケアだけでは改善が難しいと感じたら、それは体が専門的なケアを必要としているサインです。小林整骨院では、あなたのストレートネックの根本原因を見つけ出し、最適な施術プランをご提案します。そのつらい症状、我慢せずにぜひ一度私たちにご相談ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com