整骨院で骨折のリハビリや治療はできる?保険適用の有無・整形外科との違いも紹介

2020.12.25 スポーツ障害 , 重要おすすめ記事

整骨院で骨折の治療やリハビリはできるの?

整骨院は、国家資格である柔道整復師が施術を行います。柔道整復師は骨折や脱臼などを専門とした整復・固定などの治療を行うことができます。包帯固定やテーピング、ストレッチやトレーニングなどのリハビリもできます。

目次

  1. 整骨院の骨折のリハビリ・治療
  2. 整骨院と整形外科の骨折の治療の違い
  3. 整骨院の骨折治療で保険は使える?
  4. 整骨院の骨折治療に医師の同意は必要なの?
  5. 整骨院で骨折を治療するメリット
  6. まとめ

整骨院の骨折のリハビリ  

骨折後に整骨院で行う主なリハビリの流れは以下です。

  1. 固定部位以外の隣接する各関節のリハビリを行う
  2. 骨折部位が安定してきたら固定を軽くする
  3. 固定を完全除去
  4. 骨折後のリハビリを本格的に開始

整骨院によってリハビリの方法は異なります。しかし、骨折後、身体をずっと安静にしていると、骨折部位以外の箇所の筋肉まで落ちてしまうため、どの整骨院でもリハビリは早めに開始します。

整骨院の骨折の治療          

骨折は病院でしか治せないと思っている方も多いでしょう。しかし、整骨院でも骨折の治療はできます。骨折した状態を元の位置に戻すことを整復といいます。整復は病院でも行いますが、整骨院でも行います。また、整復後はシーネやギプスを用いて固定処置を行いますが、整骨院でも固定処置を行います。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

整骨院と整形外科の骨折の治療の違い     

骨折してしまった時、整骨院と整形外科のどちらで治療を行うべきか、それぞれの骨折に対するアプローチの方法や違いをご紹介します。

整骨院と整形外科の違い  

整形外科は、医師が診察を行い、骨折の診断のためにレントゲンやMRI,CTなどの画像検査を行う医療機関です。診断後は、病態に合わせて整復、固定、手術などの処置をし、痛みのある時には注射や薬の処方、リハビリなど継続的な治療を行っていきます。

整骨院は、筋肉、骨、関節に対するケガの治療を専門としています。薬や注射に頼らず、手技などを用いて自然治癒力を高め治していくことが特徴です。

整骨院と整形外科の治療の違い  

整形外科はレントゲンやMRIなど画像検査を基に、薬や注射、手術などの治療が主です。整骨院は、視診、触診、徒手検査を基に、電気療法や温熱療法、徒手整復やマッサージなどの施術が主です。

整骨院は、柔道整復師が施術を行いますが、柔道整復師は捻挫や打撲など外傷によって負傷したケガに対する施術、骨折や脱臼などの応急処置を行い、「医業類似行為」として保険適応での施術が認められています。

整骨院で対応できる痛みとは      

整骨院は、ぎっくり腰や腰痛、肩の痛み、寝違え、膝の痛みなどから肉離れ、靭帯損傷、むちうちなど日常生活や交通事故、スポーツで起きた突然の痛みや外傷による痛みを薬などに頼ることなく軽減させることを得意としています。

整骨院で柔道整復師が行う施術は、手技両方、電気療法、高専療法、温熱療法、冷却療法、運動療法などの治療法のほか、整復法や固定法を用いて、レントゲンやMRIでは異常なしといわれる身体の痛みに対して対応しています。

整骨院の骨折治療で保険は使える?        

整骨院では、健康保険や労災、自賠責保険など公的な保険を利用できます。捻挫、打撲、挫傷などの急性期のケガや、骨折、脱臼の応急処置が保険の範囲です。

骨折の応急手当は早急に行わなければならないため、初回のみは医師の同意書がなくても、健康保険の適用となります。応急処置後の骨折や脱臼の施術に関しては、医師の同意書が必要です。

また、整形外科に通院しながら、整骨院の施術を受けた場合は原則として、健康保険の適用外です。そのため、保険診療を受けることはできません。さらに、保険医療機関で薬の処方がされた場合は、投薬期間も治療期間と判断されるため、この期間も整骨院で、骨折の治療を行った場合は、健康保険の適用にはなりません。

整骨院の骨折治療に医師の同意は必要なの?    

前述のように、骨折治療に関して、早急な治療が必要な場合は。初回のみ医師の同意書は必要ありません。しかし、その後も継続的に整骨院で治療を受ける場合は、医師の同意書が必要となります。

骨折完治後のリハビリトレーニングなど、医師の同意があれば治療を継続的に受けられます。

整骨院で骨折を治療するメリット

整骨院では、応急処置だけではなく、骨折の治療、リハビリを受けられます。しかし、整形外科でも同様なことができます。ここでは、整骨院ならではのメリットをまとめました。

待ち時間が少ない

多くの整骨院では予約優先制をとっています。病院も予約をして通院することがほとんどですが、予約を入れていても待ち時間が1時間ということもざらにあります。整骨院は待ち時間はかなり少ないです。

じっくりと診療と治療を行っている

整骨院は視診、触診、生活習慣、運動習慣、体の使い方などしっかりと診ていきます。その後、一人一人に合った施術を行っています。

後療法、運動療法がしっかりしている

施術とリハビリに時間をかけ、症状や治癒の度合いでリハビリのメニューを構成し、自然治癒力を高めるため、早期回復が望めます。

平日の夜遅くや、土・日曜日も営業している

大抵の病院は、平日は早く閉院し、土曜日は午前中のみ、日曜日は休診という体制をとっています。整骨院の多くは平日は19時くらいまで営業しており、土曜日、日曜日も営業しています。骨折の治療を受けたいが、仕事の都合上、病院で治療できないという方に整骨院はおすすめです。

これらのメリットをまとめた上で、おすすめの整骨院が小林整骨院です。小林整骨院は、大阪に本院を置き、関西地区を中心に全国に展開中の整骨院グループです。多くのスポーツトレーナーを輩出しているため、骨折や脱臼などの外傷を得意としています。

小林整骨院では、一人一人に合ったオーダーメイド施術を行っています。事前に必ず状態を詳しく問診し、施術プランを提案しています。平日は19時~20時まで営業しており、土曜日も営業しているので、時間がなく忙しい方に通いやすい整骨院です。

また、トレーニング設備も用意されているので、骨折後のリハビリトレーニングにも利用できます。リハビリメニューに関しても、一人一人に合った方法を提案しています。日常生活のアドバイスなども受けられます。

さらに、日本を発祥とした独自の治療法である小林式背骨骨盤矯正法は、30年前に開発され、今でも進化し続けている治療法で、背骨や骨盤のゆがみを正し、人が本来持っている自然治癒力を最大限まで回復させるプログラムです。骨折の治療にも有効な施術法です。

小林整骨院はその整体法を用いて、治療を行い続け、「大阪で最も患者を集めるカリスマ治療家」としてテレビや本に紹介されるまでに至っています。骨折の治療、骨折後のリハビリなど、通院先にお悩みの方は、ぜひ一度、小林整骨院にご相談ください。

まとめ       

整骨院は整形外科とは違うため、レントゲンやMRIなどの検査はできません。しかし、応急処置や医師の同意書があれば、治療を継続できます。骨折の疑いがある際には、近くにある整骨院で応急処置をしてもらうことができます。

また、骨折は治癒後の筋力の低下などによって痛みが残る場合があります。整骨院で、骨折による痛みの緩和施術やリハビリトレーニングを行うと、とても楽になります。

骨折の治療、リハビリトレーニングには、多くの方から高評価を得ている小林整骨院をご検討ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com