整骨院に通う頻度は症状によって違う?頻繁に通えない際の対処法

2023.6.6 重要おすすめ記事

整骨院は、肩こりや腰・ヒザの痛みといった日々の悩みから、挫折や打撲といったケガの治療、姿勢矯正・O脚矯正のような体の不調の改善など、通う理由はさまざまです。

しかし整骨院を利用したことがない方は、どのくらいの頻度で通うべきものなのかわからない方が多いでしょう。

特に仕事や育児などが忙しく、時間を取れない方は、定期的に通えるか不安に思われるかもしれません。

整骨院にどのくらいの頻度で通うべきかお伝えするとともに、頻繁に通えない場合の対処法を紹介します。整骨院への来院を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. 整骨院に通う頻度は?
  2. 頻繁に通えない場合はどうしたら良い?
  3. まとめ

整骨院に通う頻度は?

何らかの症状があって整骨院に行こうと思っている方の中には「忙しくて時間がない」「あまり予算はかけたくない」などの理由から、できるだけ通う回数を少なくしたい方もいらっしゃるでしょう。

整骨院にどのくらいの頻度で通えばいいのかは、症状によって異なります。整骨院に行く理由ごとに、通う頻度の違いを紹介します。

一時的な痛みの場合

捻挫やケガなど、一時的な症状がある場合は、比較的短い期間で通院し終わる傾向にあります。

痛みの原因にもよりますが、初めは週2~3回など高頻度で通院して、集中的に治療を行ってから、回復してきたら通院頻度を下げるのが一般的です。

症状が回復したら、メンテナンスとして月に数回程度通うようにしましょう。

通院の頻度を減らす判断などは、整骨院の先生と相談して行うことが大切です。

慢性的な症状の場合

慢性的な症状がある場合は、通院期間が長くなることに加え、頻度も多くなる傾向にあります。

例えば長年続く肩こりや腰痛などの改善を行うには、1回の施術で完全に治すことはほぼ不可能です。

筋肉や骨格は歪んでしまうと、一度正しい位置に戻しても、すぐに歪んだ状態に戻ってしまうため、何度も施術を行って徐々に改善させていく必要があります。

特に初めの1カ月ほどは、週に2~3回は施術を行う必要があり、症状によっては毎日施術を行わなければならない場合もあります。

症状が改善されてくれば、数週間に1回や月に1回など、ペースを落として通院できるようになるのが一般的です。

交通事故などの治療の場合

交通事故

交通事故や後遺症の治療は、個人差が大きく一概に「この頻度で通えば良い」とはいえません。

短い期間・少ない頻度で完治することもあれば、長い期間・多い頻度で治療を行わなくてはならない場合も考えられます。

治療のプロである柔道整復師と、交通事故や後遺症の治療であることを共有して治療計画を立てる必要があります。

できるだけ少ない頻度を希望していることも伝えれば、あなたに合った計画を立ててくれるでしょう。

メンテナンスの場合

メンテナンスのために整骨院を訪れる場合は、数週間に1回や月に1回など、ある程度間隔を空けて通院するのが一般的です。

整骨院で治療してもらい回復しても、筋肉や骨格は歪んだ状態に戻りやすいので、再発することが多く、定期的なメンテナンスは欠かせません。

症状が重くなってからでは治療が長引くので、担当の柔道整復師と相談して、どのくらいの頻度でメンテナンスを受けるべきか確認しておきましょう。

頻繁に通えない場合はどうしたら良い?

整骨院に通わなくてはならない状態でも、どうしても頻繁に通えない場合もあるでしょう。

頻繁な通院が難しい場合の対処法として、3つの方法があります。あなたに合った方法がないか、確認してみてください。

整骨院の担当者と通院頻度を相談する

整骨院で施術を担当してくれる先生と、通院頻度を相談しましょう。

勝手に通院しなくなれば症状が悪化する可能性があるので、高頻度で通えない旨や、できるだけ通院頻度を抑えたい旨を担当の先生に伝えて、通院頻度を調節してもらうことが大切です。

可能な通院頻度を伝えておけば、症状と照らし合わせて、あなたに合った施術方針を考えてくれます。まずは正直に相談してみましょう。

生活改善で不調の原因を取り除く

不調の原因となる習慣を改善することで、通院頻度を減らせるよう努力するのも一つの手です。

施術を受ける際に、不調の原因として考えられるものを聞いておき、生活を改善するアドバイスをもらいましょう。

例えば肩こりや腰痛などは、以下のような無意識の癖のせいで、生活の中で歪みが生じていることが多くあります。

  • 長時間同じ姿勢でいる
  • 猫背
  • 運動不足
  • 足を組む
  • 頬杖
  • 前屈みでデスクワークをする

こうした癖を矯正することで、施術で正された体の状態を維持しやすくなるため、結果的に通院頻度を減らすことにつながります。

仕事帰りに寄れる整骨院を探す

整骨院に行く時間の確保が難しい場合は、仕事帰りなど外出した「ついで」に立ち寄れる整骨院を探してみましょう。

一般的に病院などは診療時間が短く仕事帰りに立ち寄るのが難しい場合もありますが、整骨院は夜間でも営業しているケースが多くなっています。

特に駅前の整骨院などであれば、仕事帰りに立ち寄ってから帰路につくことも可能です。

なかなか時間を確保できない場合は、仕事帰りに寄れるよう、職場や駅の近くなどで整骨院を探してみてください。

【まとめ】

症状に応じて適切な通院頻度を守るのが大事

整骨院への通院頻度は週に2~3回の場合もあれば、メンテナンス時のように月に1回程度の場合もあるなど、症状によって異なります。

整骨院の担当者と相談して、無理のないペースで通院することが大切です。なるべく頻度を減らしたい場合は、正直に伝えてあなたに合った施術方針を考えてもらいましょう。

また生活の中にある不調をきたす癖を改善することで、施術の効果を維持しやすくするのも一つの手です。担当の先生にアドバイスをもらって、無意識の癖を矯正できるよう心掛けましょう。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com