冷え性の治療は整骨院へ!自分でできる予防・対処方法とは

2023.8.29 冷え性 , 重要おすすめ記事

「手先・足先が冷たい」
「腰やお腹が冷えやすい」
「冷房が苦手」

など、冷え性に悩まれる方は多いでしょう。

冬はもちろん夏場でも冷房で冷えてしまうことから、一年を通して悩まされる方もいらっしゃるかもしれません。そんなつらい冷え性を改善するために、自分でできる予防・対処方法を紹介します。

どうしても冷え性を治療・改善できない場合は、整骨院への通院もおすすめ。冷え性のメカニズム・原因と共に、適切な対処方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. 冷え性の症状4パターン
  2. 冷え性のメカニズム
  3. 冷え性の原因
  4. 冷え性の予防・対処方法
  5. 冷え性の改善には「整骨院」も一つの方法
  6. まとめ

冷え性の症状4パターン

冷え性

ひと口に冷え性といっても、症状の表れ方は人によって異なります。主に4パターンに分けられますが、中には混合型の症状が出る場合もあります。

四肢末端型

一般的に冷え性とされる症状で、手足の先に冷えを感じるタイプです。

「靴下を履いていても足が冷たい」「手袋しても手が冷える」など、温めてもなかなか改善しない、末端冷え性と呼ばれる症状です。

上半身は温かいため顔のほてりで冷えとは気付きにくいため注意が必要です。イライラ、頭痛、顔のほてり、肩こり、肌荒れの他、月経トラブルや便秘が起こることもあります。末端が冷えるタイプですが、肩こりや頭痛をともなう場合もあります。

下半身型

四肢末端型と違い、足のみに冷えを感じるタイプです。

手は温かかったり上半身は汗をかきやすかったりするにもかかわらず、ふくらはぎや足が冷えやすくなっています。上半身は温かいため冷えとは気付きにくいケースも。イライラや頭痛、顔のほてり、肩こり、肌荒れ、月経トラブル、便秘が起こる場合もあります。

内臓型

こちらも下半身が冷えやすいものの、足よりもお腹・腰回りが冷えるタイプです。よく汗をかくことで、汗により冷えるのが特徴。寒いところで下腹部や二の腕、太ももなどが冷えやすくなります。

「お腹を下しやすい」「夜トイレで目が覚める」といった場合は、内臓が冷えているかもしれません。

全身型

1年中体温が低いタイプ。平熱が低いことから、冷え性だと自覚していないケースもあります。

体内の熱生産が低下することで、食欲や気力の低下、疲労感、倦怠感といった症状が生じます。手足・内臓も含めた全身が冷えているケースです。

冷え性のメカニズム

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冷え性は、何らかの要因によって体内で発生する熱が少なかったり、運ばれなかったりすることで起こります。

体内で発生する熱は、内臓が食べ物を消化した際や筋肉の運動時などに生まれます。そのため食事量が少なかったり、筋肉量が少なかったりすると生産される熱が少なくなりがちです。

こうして生み出された熱は血液によって運ばれますが、血行不良になると体の隅々まで十分に行き渡らなくなり、結果的に「冷え」として表れます。

冷え性の原因は人によって異なりますが「体内で生み出される熱の少なさ」「熱が行き渡らない」など、基本的なメカニズムは共通しています。

冷え性の原因

冷え性の原因は人それぞれ異なりますが、代表的なものとして4つの原因が考えられます。

  • 精神的なストレス:ストレスで自律神経が乱れ「交感神経」が過剰に優位な状態が続くと、血管が収縮し血行が悪くなります。心臓から遠い末端まで熱が届かなくなり、手足が冷えます。
  • 間違ったダイエット:無理な食事制限により筋肉量が減少することで、熱を作り出せなくなります。
  • エアコンの使い過ぎ:エアコンによる温度調整に慣れてしまうことで、体温調節を上手にできなくなっている場合があります。
  • 運動不足・筋力の低下:筋肉が少ないことで「生み出される熱が少ない」「生み出した熱を運べない」状態になってしまい、体が冷えやすくなります。

基本的なメカニズムは共通しているものの、冷えの原因は人それぞれ異なるため、原因を理解して適切な対処を行う必要があります。

冷え性の予防・対処方法

冷え性の予防・対処方法は複数ありますが、いずれも冷えの原因を取り除いて「体を温める」ことが大切です。

代表的な予防・対処方法としては以下のようなものがあり、自分で簡単に取り組めるものばかりです。

予防・対処方法 効果
筋肉をつける 有酸素運動や筋トレなど、適度な運動で筋肉をつける方法。特に血液を送るポンプの役割を持つふくらはぎの筋肉を鍛えるのが効果的
湯船に浸かる 肩までしっかり浸かることで体を芯から温め、筋肉のコリをほぐして、全身の血流を促進する方法
食事で体を温める 生姜や根菜類など、体を内側から温めてくれる食品を積極的に取る方法。温かい食事を取るのはもちろん、冷たい食べ物・飲み物を避けるのもおすすめ
リラックスする 自律神経の乱れを整えるため、息抜きや娯楽を楽しむなど、意識的にリラックスする時間を作りストレスを緩和させる方法

冷え性の改善には「整骨院」も一つの方法

冷え性にお悩みの方は、整骨院への通院も一つの改善方法です。

冷え性の原因や整骨院によってアプローチ方法は異なりますが、一般的に鍼やお灸、マッサージなどで、血流を促進して冷えの改善を促します。

また整骨院によっては、背骨・骨盤の矯正、インナーマッスルの強化、腹圧の調整などから、自律神経の調整や血行促進を働きかけることもあります。自主的な改善に取り組んでも効果が見られない場合は、整骨院に頼ってみるのも良いでしょう。

まとめ

冷え性のメカニズムは「熱の生産量が少ない」「熱が行き渡っていない」ことで、その原因は人によって異なります。

そのため冷え性を治療するには、原因に合った対処を行う必要があります。

あなたの冷えの原因とマッチしていれば、適度な運動や筋トレ、リフレッシュ、入浴など、普段の生活を少し変えるだけで改善できるかもしれません。 どうしても冷え性を治療・改善できない場合は、整骨院も選択肢の一つです。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com