生理前・生理中のむくみの改善方法とは?原因も紹介

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普段はあまり体のむくみを感じないけれど「生理が近づく時期から生理が終わるまでの間だけ体がむくむ」という方もいるでしょう。生理前や生理中にむくみやすくなるのは、生理によって生じる体の変化が大きく関わっています。そこで今回は、生理のときにむくみが生じやすい原因や、むくみの緩和方法を解説します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. 生理前・生理中にむくみが生じる理由
  2. 生理中のむくみを緩和する方法
  3. まとめ

生理前・生理中にむくみが生じる理由

生理前や生理中にむくみが生じるのは、以下で解説する2つの理由があるからです。

ホルモンバランスの乱れ

生理前のむくみの原因となっているのが、ホルモンバランスの乱れです。

女性ホルモンにはプロゲステロンという黄体ホルモンと、エストロゲンという卵胞ホルモンがあります。生理前になると、この2つのホルモンバランスが乱れ、黄体ホルモンの分泌が増えます。黄体ホルモンには、体に水分をため込もうとする働きがあるため、普段と同じ水分摂取量でもむくみが生じやすくなってしまうわけです。

生理が終わればホルモンバランスと共に水分と塩分のバランスも元に戻るので、多くの場合むくみは自然に解消されるでしょう。

自律神経の乱れ

生理中のむくみは、自律神経が乱れることによっても起こります。前述のとおり、生理前は黄体ホルモンが増えますが、生理中になると反対に減少します。このようなホルモンの大きな変化によって、自律神経も一緒に不安定になってしまい、乱れにつながるわけです。

もともと自律神経には血流を調節する働きがあるため、バランスが崩れると血行が悪くなり、その結果むくみが起こりやすくなってしまうのです。

生理中のむくみを緩和する方法

足のむくみ

生理前や生理中に起こりがちなむくみを改善するための基本は、血行を改善することです。具体的にはどのような方法があるのでしょうか?以下で5つのむくみ緩和方法をご紹介します。

マッサージやストレッチで血行を促す

マッサージやストレッチで血行を促すことで、むくみの緩和につながります。

足がむくんでつらいときは、つま先から心臓に向かってリンパを流すイメージでマッサージしましょう。ふくらはぎの血行が促進されて、むくみ改善が期待できます。

一方でマッサージは肌に負担をかけてしまうので、マッサージオイルやクリームを使って負担を軽減しましょう。

また目のむくみには、眉頭の辺りのくぼんだ部分にある「攅竹(さんちく)」というツボ、顔のむくみには、首の横にある「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」を押すようにマッサージするのが効果的です。

ストレッチにはリラックス効果があるため、ストレスを緩和できる他、体が温まってむくみづらい体を作る効果も期待できます。ゆったりとしたペースで体を伸ばせるストレッチやヨガは、生理中でも体への負担が軽いのでおすすめです。

適度な運動で汗をかく

生理中でも体の調子が良いときは、適度な負荷の掛かる運動をしてみましょう。ウォーキングやランニングなど、比較的負荷の軽い運動をすると血行が促進され、汗もかけるので、むくみの緩和が期待できます。

ただし、生理中は体調が万全ではないこともあります。貧血などの体調不良を引き起こすリスクも考えられるため、激しい運動は避けましょう。

食事の塩分を減らしてカリウムを取る

むくみは、塩分の排出がうまくいかないことでも起こる症状です。スナック菓子やインスタント食品などの加工食品には、思っている以上の塩分が含まれていることが多いです。できるだけ塩分を摂取しすぎていないか意識しながら、食事を取りましょう。

また塩分の取り過ぎを避けるとともに、塩分を排出する働きを持つカリウムを摂取するのも、むくみ緩和に効果的です。カリウムはトマトやバナナ、りんごなどの野菜・果物、きのこ類、海藻類に多く含まれているので、これらの食材を積極的に取り入れて体の塩分量を減らしましょう。

湯船に漬かって体を温める

湯船に漬かると体が温まり、血行が促進されるので、むくみを取るのに役立ちます。さらに塩や炭酸ガスなどが配合された入浴剤を使うと、より血行が促進されて、むくみ解消が期待できます。

湯船に漬かる時間がないという方は、足湯をするのもおすすめです。

整骨院で施術を受ける

生理前や生理中のむくみは、ホルモンバランスや自律神経の乱れなどが原因となりますが、骨盤の歪みが関係している場合もあります。普段から姿勢が悪い方の場合は、骨盤が歪み、血流が滞ってむくんでいるのかもしれません。

骨盤の歪みを改善するには、正しい姿勢を心掛ける他、整骨院での施術もおすすめです。骨盤矯正で骨盤を正しい位置に戻すと、血流が改善され、むくみ緩和が期待できます。

また血流改善方法として、鍼灸治療を受ける方法もあります。神経を刺激することにより血行を改善し、余分な塩分の排出もサポートできるので、つらいむくみの症状改善が期待できるでしょう。

まとめ

生理前・生理中には、さまざまな体の不調が出てしまいます。むくみもその一つで、ホルモンバランスや自律神経の乱れに伴って出る症状です。そのため「生理だから仕方がない」と思っている方も多いのではないでしょうか。

自分ではどうにもできないと諦める前に、ストレッチや軽い運動で汗を流したり、食事に気を付けて塩分を取りすぎないようにしたりしてみましょう。血行が促進されて、症状を軽減させられる可能性があります。

また整骨院での骨盤矯正や鍼灸治療なども併用して、むくみ改善を目指しましょう。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com