テレワークによる肩こりの原因は?正しい姿勢で座るポイントを伝授

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テレワークは通勤・帰宅時間をかけることなく自宅で仕事ができる大きなメリットがあります。しかし、テレワークを始めてからこれまで感じなかった肩こりなどの体の症状が出た方もいるのではないでしょうか。その原因として、オフィスとは大きく異なる自宅での仕事が、思いのほか体へ負担をかけている可能性があります。

そこで今回は、テレワークで肩こりを起こしてしまう原因や、肩こり解消のために知っておきたい正しい姿勢で座るポイントをご紹介します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. テレワークで肩こりになる原因
  2. テレワーク時に正しい姿勢で座るためのポイント
  3. まとめ

テレワークで肩こりになる原因

オフィスで働いていたときは特に肩こりは気にならなかったという方でも、テレワークを始めてから肩こりに悩まされているというケースは多いかもしれません。なぜテレワークで肩こりになりやすいのか、その原因は主に以下の2点があります。

ずっと同じ姿勢で仕事をしている

オフィス勤務の場合は休憩時間や通勤・帰宅時に体を動かす時間がありますが、テレワークでは、自宅であまり動かずに過ごす時間が多くなります。ずっと同じ姿勢を長時間続けることで、前かがみの状態で体が固まりやすくなってしまうのが、第一の肩こりの原因です。

また、オフィスではオフィスワーク向けの椅子やデスクが用意されています。しかし、自宅での作業はダイニングテーブルやダイニングチェアなどを使用する方も多く、正しい姿勢を取りづらいことも、肩こりを起こす原因の1つです。

運動不足で筋肉が固くなっている

上記の原因と共通しますが、テレワークは体を動かす時間が極端に減ってしまうことが少なくありません。オフィス通勤をしていると自宅から最寄り駅、駅からオフィスまでの歩く時間や、オフィス内で動く時間も多いでしょう。ところが、テレワークは自宅内で業務ができるので、1日中自宅から出ないことも増えてしまいます。

すると1日当たりの歩数が極端に減り、運動不足となる方も多いでしょう。体を動かす時間が減ると血液の巡りが悪化し、疲労物質がたまりやすくなることで筋肉が固くなり肩こりを引き起こしてしまう原因となります。

テレワーク時に正しい姿勢で座るためのポイント

テレワークで肩こりを起こしてしまう大きな原因の1つが、姿勢の悪さです。姿勢を改善するだけでも、体への負担を軽減して肩こり予防につなげられます。自宅でも正しい姿勢でテレワークをするためには、以下の3つのポイントを意識してみましょう。

目線はパソコンの画面に対して真っすぐに向ける

テレワークではノートパソコンを使用しているという方は多いですが、ノートパソコンは目線が下になりがちです。ノートパソコンに限らず、パソコンの画面が下にあると背中が丸まり覗き込むような状態になってしまい、頭の重みを首だけで支えるため首に大きな負担がかかります。

正しい姿勢で作業をするには、まずパソコンの画面を目線から真っすぐの位置に置きましょう。覗き込む姿勢を改善して背筋をピンと伸ばせるので、正しい姿勢でパソコン作業ができます。パソコンをそのまま置いた状態で目線を調整できない場合は、パソコンスタンドを活用して画面の位置の高さを変えるのもおすすめです。

骨盤を水平にして座骨を座面に当てる

座る姿勢も、肩こり予防の重要なポイントです。テレワークではオフィスと異なる座り方で長時間の作業を行うこともあるので、座った状態で正しい姿勢をキープすることを意識しましょう。

背もたれにもたれかかり、首を前に出す姿勢は骨盤が後ろに倒れてしまうので背中の丸まりにつながり、腰にも負担をかけてしまいます。まず骨盤を左右差がないように水平に立てて、座骨に体重が均等にかかるように座面に当てて座りましょう。その状態で上半身を真っすぐ起こします。

ただし、この正しい姿勢はキープすることが難しい場合があります。そのような場合は、姿勢をサポートするクッションなども活用しましょう。

両方の足裏を床につける

正しい姿勢で座るには、椅子の高さの調整も必要です。座ったときに両足が床につかないと足がブラブラと不安定になり、正しい姿勢をキープすることが難しくなってしまいます。ベストな椅子の高さは、両足の裏が床にピッタリつく程度です。自宅の椅子の高さが合わないときは、椅子の座面の高さを変えたり、フットレストを利用したりするなどして調整することをおすすめします。

まとめ

自宅の環境は仕事をするためのオフィスの環境と大きく異なるため、今まで経験したことのない体の不調に悩まされる方が多くいます。自宅には長時間座った状態で仕事をするのに適した椅子やデスクがない場合が多いので、悪い姿勢で仕事を続けてしまい、肩こりを引き起こします。また他の部位にも負担がかかり、腰痛などの原因になることもあるので注意しましょう。 テレワークでも肩こりに悩まされることなく快適に仕事をするには、今回ご紹介したポイントを参考に、作業中の姿勢から見直してみてください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com